本日も残念ながら雨のため、ビオトープ修復作業はできなかったので、室内で人工イクラ製作の実験を行いました。材料のアルギン酸ナトリウムと乳酸カルシウムを電子てんびんで正確に量り取り、溶けやすいようにお湯で溶かしました。アルギン酸ナトリウムは溶けにくいので、マグネチックスターラーを回しながら、ガラス棒で地道にダマをつぶしていきました。溶けた後、アルギン酸ナトリウム水溶液をいくつかのプラスチックのコップに取り分けて、それぞれのコップごとに食紅を混ぜていろいろな色の人工イクラを作ることにしました。乳酸カルシウム水溶液はザル付きのボウルに入れておいて、その中に色付きのアルギン酸ナトリウム水溶液をスポイトで1滴ずつ落としていくと、人工イクラができます。以前に何度かこの実験は行ったことがあったのですが、やったことのない部員もいたので、ひさしぶりにやってみることとなりました。何度やっても楽しい実験です!最初、「わー、キレイ!」から、だんだんと「わー、グロイ!」に反応が変わっていきました。
ビーカーごとはかりましょう!
慎重に量り取っていきます。
ガラス棒でダマをつぶしながら地道に溶かしていきます。
マグネチックスターラーの登場です!
マグネチックスターラーの回転によってトルネードが生じました!
横から見たトルネード!
プラスチックコップに食紅を入れていきます。
色付けしたアルギン酸ナトリウム水溶液をスポイトで吸って1滴ずつ乳酸カルシウム水溶液に滴下していきます!
どんどん増やしていきましょう!!
黄色もきれいですねぇ。
黄色も大量生産しましょう!
いろんな色を作りましょう!
いつの間にか、宇宙からの謎の生命体みたいになってしまっていました。
人工イクラの食紅の黄色がしみだして乳酸カルシウム水溶液が黄色く染まってしましたした。
デカイクラできました!
手ざわりどう?
青色もしみだして、黄色と混ざり、緑になりました。