今回もたくさんの新入生がクラブ見学に来てくれました!レオの散歩体験を一緒にしてもらって 、さらにバイオカプセルづくりも体験してもらいました。アルギン酸ナトリウム水溶液とドライイーストの水溶液を混ぜたものをスポイトで乳酸カルシウム水溶液中に落としていき、バイオカプセルを作っていきました。できたバイオカプセルを茶こしですくい軽く水洗いして、砂糖水に入れて湯せんで少し温めて反応を確認しました。イースト菌のアルコール発酵で、糖分からアルコールと二酸化炭素が生じるのですが、二酸化炭素の泡は確認できましたが、アルコールはにおいで確認することができませんでした。新入生の見学者たちはレオの散歩からバイオカプセルの実験まで終始笑顔で、楽しんでいただけたように思います。次回も引き続きバイオカプセルの実験をやって、さらに深めていきたいと思います。
みんなー、レオのお散歩に行くよー!
慎重に薬品の分量を量り取っていきます。
ガラス棒の代わりにマグネチックスターラーで混ぜました。
アルギン酸ナトリウムはなかなか溶けにくく、さすがのマグネチックスターラーも回転しにくかったです。
バイオカプセルのでき方を黒板に図示しました。
イースト菌&アルギン酸ナトリウム水溶液がつまってしまい、スポイトからなかなか出てきませんでした。
プラスチック製のスポイトの先をハサミで少し切ってみたら、いい感じでスポイトからバイオカプセルがポンポンと生み出されました。
バイオカプセルのまわりについた乳酸カルシウム水溶液を軽く水で洗い流しました。
完成したバイオカプセルです。
きれいでしょ?!
砂糖水にバイオカプセルを入れてみたら、ほとんどが沈みました。
湯せんで40℃まで温めます。
バイオカプセルをさらにどんどん作り続けました。
温度を確認しながら、観察を続けました。
しばらくすると、沈んでいたバイオカプセルのうちいくつかが浮いてきました。
アルコール発酵でできた二酸化炭素の泡の影響かと思われます。
砂糖水中にも、生じた泡が確認できました。