縦の糸はポリエステル~、横の糸は綿~

今回は糸づくりの実験を行いました。ペットボトルの破片をガスバーナーで熱して引っぱるとポリエステルの細い糸が生じます。やけどに気をつけながらペットボトルの破片を2つくっつけてガスバーナーで溶かしたところをスッと両側に引っ張ってつくるのですが、ゆっくり引っぱると途中で固まってしまって伸びませんでした。引っぱるのが速すぎてもうまく伸びませんでした。何度か行い、引っぱるのに適当なスピードを見いだしました!その後、知り合いの方から大量にいただいた綿花をワタと種子に分けて、ワタを指でよっていき、綿の糸を作りました。昔の人ってたいへんだったんだなぁ、とあらためて感心してしまいました。

 

前回行った金属樹実験で、(上)塩化銅スライムに入れておいたアルミニウム片の端に銅が析出しているのが観察できました。(下)塩化銅水溶液に入れていたアルミニウム片は水分が干上がってしまいましたが、完全にアルミニウム片が溶けて、銅だらけになりました。

 

色紙に先輩への思いを注入しているところです。

 

低い温度でも溶けてしまうビスマスという金属を電熱器にかけて溶かしています。しばらくすると溶けてきました。

 

ダンボールに大量に入った綿花を使った実験を行いました。

 

ペットボトルをガスバーナーで熱して溶かして引っぱるとポリエステルの糸ができます!

 

慎重にやりすぎてもうまくいきませんでした。

 

うまいこと引っぱるとスーッと伸びて透明の糸になります。

 

なかなか難しいですー。

 

ペットボトルから切り取ったものが小さかったので、やけどしそうになりながら体を張った実験となりました。

 

うまく伸びてくれました!

 

綿花からワタと種を取り分ける作業を行いました。

 

意外と時間がかかります。

 

綿花の花1つには4つのワタのかたまりが入っています。それぞれのかたまりをほぐしていくとその中に種子が8つほど入っています。

 

取り出したワタを指先でクリクリとねじりながら糸をよっていきました。

 

手作りの綿の糸ができました。

 

綿50%、ポリエステル50%の合成繊維を作ってみました!

 

ワタをよって糸にして布にまでするのってすごい作業だとあらためて感じてしましました。