- 今回は、振ると化学反応によって色が変わる液体の実験を行いました。酸化と還元のしくみを利用して色が変化する実験です。ただ単に色が変わってハイ終わり、というものではなく、色が変わってしばらくすると元の色に戻って、また振ると色が変化し、何度も繰り返し実験できるというものです。液体の実験は2種類行いましたが、青くなる液体実験はうまくいきましたが、黄色→赤色→緑色と変化していく実験は失敗してしまいました。水で薄めてまた次回確認してみます。それからもう1つ、錯視の工作も行いました。こちらから見る位置を変えてもずっと目線を外さずこちらを見続けているドラゴンの模型作りです。
- 振ると青くなる液体
- 軽く振ると黄色から赤色に、強く振ると緑色になる液体
- 水酸化ナトリウム (NaOH) 2gを水200 mlに溶かします。
- この溶液にブドウ糖 (グルコース) 10gを加えて完全に溶かして、500mLペットボトルに入れます。
- 別の容器にインジゴカルミン0.1gを10mL の水に溶かします。
- ペットボトルに入れた水酸化ナトリウムとブドウ糖の水溶液に、インジゴカルミン水溶液を少しずつ加えていきます。
- ペットボトルのふたをしっかり閉め、均一になるまで溶液を軽く振ります。
- 2 分程度静置すると黄色になります。
- 軽くペットボトルを揺らすと赤色に変化します。
- さらに激しく振ると緑色になり、1分程度静置すると黄色になります。
- この色変化は何回か繰り返すことができます。
水酸化ナトリウムを電子天秤で2.0g量ります。
水酸化ナトリウムを慎重に水の中に入れてガラス棒で混ぜて溶かしました。
続いて、ブドウ糖を10.0g量りました。
メチレンブルー水溶液をペットボトルに少しずつ入れます。
インジゴカルミン水溶液もペットボトルに少しずつ入れていきました。
ずーっと待ちましたが、インジゴの方は色が変わりませんでした。
インジゴを入れる量が多かったのかな?