市販の実験キットで、信号反応の実験を行いました!
信号反応は、強アルカリのもとで行われるインジゴカルミン(青色2号)とグルコース(ブドウ糖)の間での酸化還元反応を利用した実験です。炭酸カリウムを水にとかした強アルカリの水溶液を入れたペットボトルの中でインジゴカルミンとグルコースが反応するとインジゴカルミンはグルコースに酸素を奪われ、青色から赤色、赤色から黄色に変化します。そのペットボトルを振ることで、空気中の酸素と混ざり、インジゴカルミンが少しの酸素で黄色から赤色に、多くの酸素で青色に変わります。その後、またグルコースがインジゴカルミンから酸素を奪うので、ペットボトルを振った後も黄色にもどり、何度かくりかえし遊べます。青・黄・赤に変わることから、この反応は、「信号反応」と呼ばれています。
薬品を溶かすためのお湯を沸かしています。
ペットボトルがお湯の熱で溶けないように、60℃に調整しました。
説明書の手順を確認しながら、慎重に実験を始めました!
こぼさないように意識すればするほどこぼしてしまうのはなぜでしょう?
ペットボトルに水溶液を注ぎ入れています。
インジゴカルミンも溶かしましょう!
インジゴカルミンを袋から全部出してね。
ピペットで正確に水の量を量り取りました。
ジーパンみたいな青い色の水溶液ができました。
よく混ぜよう!
スポイトでチョコっとだけ取ります。
スポイトで取ったインジゴカルミンをペットボトル中のグルコース+炭酸カリウム水溶液に混ぜていきます。
混ざった瞬間は青色です。
しばらくすると、赤紫っぽくなってきました。
赤茶色っぽくなってきました。
ペットボトル上部にの内壁についたしずくは青色のままです。
上から見たところ
インスタントコーヒーが溶けていくような感じで、赤茶色が広がっていきました。
インジゴカルミンが混ざるのを待つ間にビオトープを見に行きました!
前回掃除した後、きれいなまま保たれていました
実験室にもどると、液は黄色になっていました!
かるくゆらしてみたら、赤っぽい色に変わりました。
さらに振っていると青紫色になりました。
しばらく静置しておくと、また赤っぽくなってきました。
シェイクすると青になりました。
置いておくと、ちょっとずつ色が変化していきます。
置いておくと赤紫に。
うすいピンクっぽくなりました。
赤みが少しうすくなってきました。
うすい出がらしの緑茶のような色になってきました。
再び振ってみると・・・。
赤になりました!
もっと振ったら、またきれいな青に戻りました!
この後、何度かくりかえして遊びました!