- 今回は、安息香酸の結晶化現象を利用して「フラスコ内に雪を降らせる実験」を行いました。当日は朝からこの冬一番の雪が降っていたので、雪はもういい、って思ったかもしれなかったけど、実際に実験してみると、結構楽しめました!
材料と道具
- 安息香酸10g、薬包紙、薬さじ、電子天秤、大きめの三角フラスコ、電熱器、葉のついた植物の枝(クリスマスツリーっぽいの)、ハサミ、針金、ピンセット、蒸発皿
方法
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- クリスマスツリーの形をした小さめの植物の枝を1本取ってくる。
- 取ってきた枝を針金で支えてまっすぐ立つようにする。
- 次に、電子天秤で薬包紙上に安息香酸を10g量り取る。
- 大きめの三角フラスコに安息香酸を入れる。
- ピンセットなどを使って、フラスコの中に枝を入れ、まっすぐ立たせる。
- フラスコの口の上に蒸発皿を置いてフタをし、電熱器にかける。
- しばらくすると、安息香酸が溶けて気化する。
- 電熱器を切る。
- 気化した安息香酸がフラスコの上の方で冷やされて結晶化する。
- 安息香酸の結晶がフラスコの中に降り、木の上に雪のように積もってくる。
- クリスマスツリーのように雪が降り積もっていく様子を観察する。
北門にあるモミノキっぽい植木からちょこっと枝を取ってきて、針金で作った土台をくっつけました。
さらにフラスコ内に植物が立つように入れ、蒸発皿でフタをし、電熱器にかけます。
気化した安息香酸がフラスコ上部で冷えて結晶化し、雪のようになって降ってきました!
クリスマスツリーにどんどん降り積もっていきます。大雪です!!
雪を降らせる実験の後、キノコを確認したところ成長していたので切り取って実体顕微鏡で観察しました。
中3の「土の中の微生物を調べよう」の実験でおいてあった土の中のいろんな生物(コガネムシの幼虫やカビやカタツムリなど)を実体顕微鏡で観察しました。
迫力ありました!