実験ボランティア団体「夢工房」の先生から、火おこしの道具を譲っていただきました!今回はこのマイギリ火おこしセットを用いて火おこし実験を行いました。まず、ひもと火おこしセットをつないで組み立てます。火おこしセットの軸になる部分の棒を取り付けます。木材につけた直径2㎝ほどの少しへこませた穴と火おこしセットの軸の先端を合わせて、グルグルグルグル軸を回して摩擦させます。しばらくこすり合わせていると、1分もしないうちに煙が上がってきます。あいにくの天気で、空気中の湿気が多く、残念ながら、火がつくまではいきませんでした。でも、教室は煙で充満しました。
火おこし実験の後、畑に行って満開のカスミソウを刈り取りました。刈り取ったカスミソウは教室に飾り、それでもまだ余った分は部員がお家へのお土産用に持ち帰りました。
マイギリ火おこしセットにひもを通す作業からスタート。
ひもを火おこしセットの軸にからまらせて回転させます。
木材の穴に軸の先を合わせて固定し、ひたすら回転させて摩擦させます!
初めのうちはなかなかうまく回らなかったけど、しばらくやっていると、軸がぶれずにまっすぐになり、スムーズに回転していくようになりました。
だんだんと煙が上がってきました!
煙と共に黒い粉がどんどんたまっていきました。
火をつけるために麻ひもをほどいたものを摩擦させている部分に近づけて燃やそうと試みましたがうまくいきませんでした。
何が何でも火をつけてやる!ということで、ひたすらこすりまくりました!
煙と黒い粉がいっぱい出てきましたが、やっぱり火はつきませんでした。
道具を変えて、次は火打石で火をつけることにしました!
火打石と鉄を打ち付けて鉄の火花を飛ばし、その火種を育てて火をつけようとしてみました。
火花は何度か飛びましたが、すぐに火が消えて火種を育てるまではいけませんでした。
やはり、これも湿気の影響かなぁ、ということで、後日天気のいい日にあらためて実験しよう、ということになりました。
最後にもう一度火おこしセットで火おこしを試みましたが、同じ結果に終わりました。
麻ひもにも火はつきませんでした。
畑にはハクサイかキャベツの白いナノハナが咲いていました。
カスミソウが満開に咲いていました!
そのままにしていてもせっかくのきれいな花が誰にも見られずに枯れてしまうのは悲しいので、刈り取って持って帰ることにしました。
プランターで咲いているカスミソウをまとめてハサミで刈り取りました。
以前に栽培していたキャベツがまだ残っていました。
アブラナの黄色いナノハナはすべて散ってしまったのですが、同じナノハナでも白いナノハナはまだ咲いています。
ハツカダイコン(ラディッシュ)の土の上の部分がドンドン育って、大きくなっています。
アブラナはすべての花の部分で受粉を終えて、実ができていました。
刈り取ったカスミソウを実験室のフラスコに飾りました!