コーヒーで絵や文字が浮かび上がります!

  • 今回はいろいろな実験を行いました。
    1. まず最初に、アナモルフォーシスという実験を行いました。正方形が20×24マスある用紙に縦には1から20まで、横にはAからXまで番号および記号をふります。そこに絵もしくは字をかいてマス目を塗りつぶしていきます。そして、絵または字がかき終えたら次に、同様に20×24マスで縦横同様に番号、記号をふった扇形の用紙に、最初に塗りつぶした番号・記号に合わせてマス目を塗りつぶしていきます。すると、全然訳のわからない絵や文字が表れますが、その扇形の中心にビーカーを置き、コーヒーを注ぎ入れていくと、ビーカーの側面に扇形の塗りつぶした部分が歪んで映ります。その形が最初にかいたものと同じ形に映ります。扇形の形に歪ませてかいたものが、ビーカーの丸い側面に反射させて歪めることで元の形に見えるという実験です。みんな熱心にそれぞれ好きな絵や文字をかいて、ビーカーを置いて反射させて見てみると元の絵や文字に戻っているので驚いていましたが、時間がかかった割りに一瞬で結果がでるので、ちょっとさびしかったです。
    2. 次に、ろうそくを使った実験をみんなでしました。ろうそくに火を付けて水の入ったお皿に置き、ろうそくの上からビーカーをかぶせます。すると、空気中の酸素が燃えて真空になったビーカー内に水が入っていく、という実験です。初め、ビーカーをゆっくりかぶせたのですぐに火が消えてしまいうまくいきませんでしたが、素早くかぶせると、少しの間燃えて、ビーカーとろうそくのすき間に水が入り込み水かさが上がりました。最初に失敗しただけに次に成功してうれしかったです!
    3. それから、火を消したろうそくから出る煙にチャッカマンの火を近づけると、煙が導火線となって離れたところからでも火がつくという実験です。これも最初うまくいきませんでしたが、何度か行っていくと火がつきました!この現象にもみんなビックリしていました。
    4. 最後に、砂糖:重曹=4:1で混ぜたものに少しエタノールを加えて小さなお団子をいくつか作りました。そのお団子に火を付けると、花火のヘビ玉のように、モコモコモコモコと黒く焦げた部分が伸びてきます。まるで、イモムシがうねっているかのような動きをしておもしろかったです。チャッカマンの火をずーっと当て続けなければうまくいかなかったです。燃えやすくしようとしてエタノールを少し上から足したところ、うまくモコモコとはいかなかったです。エタノールの混ぜる量によって出来不出来が決まるようです。



部活の最初に部長から部長会の報告がありました。
「挨拶などきっちりして先輩を敬おう!」という内容でした。



中3が修学旅行のおみやげをみんなに買ってきてくれました。
ちんすこうのほどよい甘さが放課後の疲れたからだにしみこんでいきました!



アナモルフォーシス作成にみんな夢中です!
アナモルフォーシスを見るためのコーヒーも準備しました!



コーヒーを入れたビーカーにネコが写りました。



ビーカーの代わりにビンを置いてみました。
大きく写っています。
中に入れるのはコーヒーじゃなくても、色の濃い液体ならば反射して写るから何でもいいみたいです。



中1が電子天秤で砂糖4g、重曹1gを正確に量り取ってくれました。
その砂糖と重曹をすりばちで混ぜ合わせて、そこにエタノールを入れて、小さなお団子を作りました。



火のついたロウソクにビーカーをかぶせます。



水が吸い上げられているのがわかります?



ロウソクの火を消してすぐに煙にチャッカマンで火をつけると、またロウソクに火が着きました!



砂糖と重曹エタノールで作ったお団子に火をつけるとヘビ玉のように、モコモコ伸びてきます。



アルコールを加えすぎるとよく燃えますが、モコモコとはなりません。