ドライアイスを使った実験をしました!
アイスピックで適当な大きさに砕いたドライアイスのかけらの平らな面を下にして実験室の机上に置き、軽くチョンと押してやると、スーッと等速直線運動で動いていきます。机の対角線に向き合って立ち、机上を流れてきたドライアイスを反対側に打ち返すラリーを続けました。結構楽しめました!
②ドライアイスでスモークづくり
ドライアイスのかけらを炊飯器の窯の中に入れて上からお湯をかけると、一気にブクブクとドライアイスの泡が生じ、白い霧がフワーっと広がっていきました。二酸化炭素は無色透明なので、白い色はドライアイスではなくドライアイスによって冷やされた水分が霧になったものなんです!ところで、ビーカーでなく炊飯器の窯を使ったのは、ビーカーだと温度差でガラスが割れるのではないかと心配になったからです。
③ドライアイスでビニール袋・風船をふくらませる
ビニール袋の中にドライアイスのかけらを入れて空気を抜き、袋の口を閉じてしばらく放置すると、徐々にふくらんでいって、パンパンになりました。風船にもドライアイスを入れてみましたが、風船の口が狭すぎて少ししか入れれなくて、ちょっとだけ部分的にふくらみました。
④ドライアイスで容器のふた飛ばし
ドライアイスのかけらをタッパーの中に入れてフタのパッキンの部分を少し水でぬらして密閉し、しばらく置いておくと、フタが膨らんでパンパンになり、大きな音とともにタッパーのフタがぶっ飛びました!おもしろかったのでもう一回やってみましたが、フタをぬらしていないと空気が漏れてしまい、うまくいきませんでした。
⑤ドライアイスでろうそくの火消し:ドライアイスをビーカーの底に入れてしばらく置き、二酸化炭素をビーカーにためておき、そのビーカーの中に火のついたろうそくを入れると、一瞬で火が消えました!
⑥ドライアイスの上にシャボン玉を浮かべる:ドライアイスをビーカーの底に入れて二酸化炭素をためておき、空気より重い二酸化炭素の上にシャボン玉を浮かべよう、というものですが、一瞬浮いたように見えてもすぐにシャボン玉が割れてしまい、なかなかうまく成功しませんでした。
以上の6種類の実験を行いました。
ドライアイスは閉じ込めたら爆発したり、ずっと触ってたら凍傷になったりするので、取り扱いには十分に注意しながら実験をしましたが、思ったよりもドライアイスだけでいろんな実験ができて楽しめました!
アイスピックでドライアイスブロックを適当な大きさに砕きます。
アイスピックの金属部分をドライアイスにくっつけると、キューンと音がしました。
エアホッケー、レディーゴー!
慣れてきて、しばらくラリーが続きました。
ビニール袋にドライアイスのかけらを入れました。
ビニール袋がだんだんとふくらんできました。
タッパーにもドライアイスのかけらを入れてフタをしてみました。
タッパーのフタが大きな音とともにぶっ飛びました!
もう一回やろうっと。
危険なので、離れて観察しました。
風船の中にもドライアイスを少し入れてみると、部分的にポコッとふくらみました。
炊飯器の窯にドライアイスを入れてお湯をかけてみるとどうなるか、確かめてみました。
お湯をかけると一気にモクモクとスモークが現れました!
スモークがどんどん窯の外にまで広がっていきました
パタパタとうちわでスモークをあおいでみると、お湯に囲まれたドライアイスがボコボコと昇華しているのが見えました!
ドライアイスを入れたビニール袋も窯の中に入れてお湯をかけてみると、パンパンにふくらんでいきました。
袋に小さな穴が開いていたらしく、破裂まではいきませんでした。
ドライアイスがだんだんと小さくなっていきました。
ドライアイスが小さくなるとともに、お湯が冷たくなっていきました。
ドライアイスのかけらをビーカーに入れて二酸化炭素をためました。
まだまだあるよ。
ろうそくに火をつけてビーカーに近づけていくと、・・・
ビーカーの入り口付近でろうそくの火は消えました!
さらにアイスピックでドライアイスのかけらを作っていきます。
ドライアイス入りのビーカーを2セット準備しました。
ビーカーの上でシャボン玉をつくってみました。
フーっと割れないように慎重にシャボン玉を吹いて作りました。
ビーカーの壁につかないように小さめのシャボン玉を作っていきました。
なかなかうまく上に浮いてくれません。
ストローからシャボン玉が離れない!
最後に、実験で使用したドライアイスを集めてビーカーにまとめて入れ、その上からシャボン液を入れてみました!
シャボン液を入れるとすぐに泡がモコモコと発生しました。
泡がドンドン出てきてあふれ出ました。
実験室の流しに泡が広がっていきました。
流しが泡だらけになりました!