- 先日海岸生物観察会のときに採取したアラレタマキビガイを用いて、この貝の様々な水溶液に対する反応を実験&観察しました。この貝はタマキビガイと同じように海水を嫌うので、海水につかると貝殻からからだを出して動き出します。今回は、3%のNaCl水溶液、3%のKCl水溶液、3%のMgCl2水溶液をつくり、それぞれ混ぜたりしながら全部で8通りのパターンの水溶液をつくりました。
- NaCl水溶液
- KCl水溶液
- MgCl2水溶液
- NaCl+KCl水溶液
- NaCl+MgCl2水溶液
- KCl+MgCl2水溶液
- NaCl+KCl+MgCl2水溶液
- 蒸留水
これらの水溶液をそれぞれビーカーに入れ、そのビーカーにアラレタマキビガイを10個体ずつ入れてから5分間の反応を見るというものです。
塩化マグネシウムが潮解して塊になっていたので、薬さじで削り取りました。