コゲはがしには重曹がいい!

今回は、ビーカーの底にこびりついたコゲをとる作業を行いました。以前、菌の培養実験の寒天培地を作製するためにビーカーを火にかけたところ、ビーカーの底が焦げ付いて真っ黒になってしまいました。ビーカーの中に水を入れて2、3週間ほど置いておいたのですが、全然焦げ付きが取れないので、クレンザーでゴシゴシこすってみました。それでも取れないので、あきらめかけていたところ、ネットで「コゲをとるには重曹がいい。」というのを見つけ、試してみることにしました。焦げ付いたビーカーに水と重曹を入れて沸騰させてみました。すると、沸騰して対流する水の中にビーカーからはがれたコゲが舞っているのが見えました。「おー、重曹すごい!」と歓声が上がりました。3つあった焦げ付きビーカーのうち1つは完全にきれいになりました。あと2つもかなりはがれましたが、まだ少し残っていたので、重曹水を入れて置いておくことにしました。次回確認してみます。コゲが浮き上がってきれいに取れていたらなぁ、と期待しています。

 

寒天培地で菌の培養をしていますが、温度が低かったので、30℃に設定してあらためて培養してみることにしました。

 

寒天培地作製の際にビーカーの底についたコゲを取るために水を入れて熱して重曹を加えました。

 

沸騰し始めるとともにコゲが少しずつはがれていきました。

 

沸騰が激しくなると、コゲの取れる量も多くなっていきました。

 

対流の流れに乗ってコゲが液の上に舞い上がっていきました。

 

底からはがれて舞い上がったコゲがビーカーの壁にはりついています。

 

火からおろしてガラス棒で混ぜ混ぜしてやると、頑固にこびりついていたコゲが取れていきました。

 

ほぼすべて取れました!

 

もう1つのさらにこびりつきがひどいのにも同じように処置してみました。

 

なかなかしぶといので、重曹を多めに加えて再度火にかけてみました。

戦いは次回に続きます。