積雪をジーッと見つめる!

前回に引き続き、メスシリンダーに雪を降らせる実験を行いました!前回は、あたためた水溶液と冷たいメスシリンダーとの温度差が大きかったので、一気にドカ雪が降り積もってしまうことになったので、今回はゆっくりゆっくりと雪を降らせるように、お湯でメスシリンダーをあらかじめ温めておいてから、メスシリンダーからお湯を捨ててすぐに水溶液を注ぎ込みました。すると、ゆっくりゆっくりと結晶化が進み、ゆっくりと雪を降らせることに成功しました。ゆっくりと何もない水溶液中に結晶が生じるようすはとても幻想的でジーっと見とれてしまいました。メスシリンダーの中で結晶がどんどん大きくなって沈んでいくのですが、中には上の方に上がっていく結晶もありました。結晶化するときに熱が発生してあたためられた結晶が液中を上昇していくそうです。外は本物の雪が降っていましたが、わたしたちはあたたかい室内で雪を堪能していました!

 

雪を降らせる実験の前に、リモネンで発泡スチロールを溶かす実験を行いました。

 

知り合いの先生にリモネンを譲っていただいたので、早速試してみました。

 

やけどに気をつけながら、お湯をメスシリンダーに注ぎ入れて、あらかじめ温めておいて加熱した塩化アンモニウム水溶液との温度差をなくすよう試みました。

 

雪が降るようすがよく観察できるように、バックに黒い画用紙を置きました。

 

てっぺんにも雪雲みたいなかたまりができますが、ある程度かたまりが大きくなると、かたまりごと下に落ちてきました。

 

雪を降らせる実験の合間に畑の水やりに行きました。

 

冬場は乾燥が厳しいので、しっかり水やりしました。

 

実験室に戻って、もう一度実験してみました。

 

小さい結晶がフワーっと落ちていくのもきれいで見とれてしまいますが、結晶が大きく育っていくようすにも思わずジーっと見入ってしまいます。