畑のようすを確認してから実験室にもどり、「メスシリンダーに雪を降らせよう」実験を行いました。畑の野菜は、ハツカダイコンの葉っぱが結構大きくなっていたので、葉っぱが大きいのをいくつか引っこ抜いてみました。すると、いい感じの大きさに育った赤いラディッシュが現れました!お家に持って帰って食べることにしました。それから、実験室にもどって、実験の準備をしました。塩化アンモニウムの再結晶現象を利用したもので、お湯で塩化アンモニウム水溶液を作り、メスシリンダーに入れてしばらく待っていると、だんだんと水温が低くなっていくにしたがって、水溶液中に塩化アンモニウムが結晶として現れ、雪が降りつもるように見えるという実験です。まず、薬さじで塩化アンモニウムの粉末を取り、塩化アンモニウム:水=1:2になるように水とまぜます。電熱器で熱していき、ガラス棒でよくかきまぜます。塩化アンモニウムの沈殿が溶けて全体が透明になったら、メスシリンダーに入れていきます。今回は、加熱した水溶液をそのままメスシリンダーに注ぎ入れたために、あたたかい水溶液と冷たいメスシリンダーの温度差が生じ、注ぎ入れた瞬間に大量の結晶が生じてしまいました。ゆっくりと結晶化させてゆっくりと雪を降らせるにはメスシリンダーをお湯であらかじめ温めておいた方がいいと気づきましたが、時間切れになってしまったので、次回あらためて実験してみることにしました。
寒さに耐えてがんばってるね!
一番大きな葉っぱをつけたラディッシュを収穫しましょう!
カブぐらいに大きく育ったラディッシュがゲットできました!
もう1つ掘り起こしてみました。
次はちょっと小さかったです。
メスシリンダーに雪を降らせる実験の準備をしました。
塩化アンモニウムの再結晶化を利用した実験です。
塩化アンモニウムを水に溶かしていきます。
塩化アンモニウムが容器の中で固まっていたので、薬さじでガリガリ削りながら取り出していきました。
あともう少し足しましょう。
溶け残りがいっぱいある状態にします。
溶け残りを加熱して溶かしていきました。
加熱して全て溶けた塩化アンモニウム水溶液をやけどに気をつけながらメスシリンダーに注ぎ入れていきました。
メスシリンダーに入れるとすぐに溶けていた塩化アンモニウムが結晶化して、雪が降るようにメスシリンダーの底にだんだん積もっていきました。