フランスの月と日本の月と、どっちがきれい?

フランスからの留学生がクラブ体験に来てくれました!新しく入部した部員もいるので、人工イクラを作る実験を一緒に行いました。電子天秤で慎重に薬品を量り取り、水に完全にとけるまで、マグネチックスターラーを利用してよーく混ぜました。いろんな色のイクラをみんなで作っていきました。ボウルに入れた乳酸カルシウム水溶液中に、スポイトで吸った色付きアルギン酸ナトリウム水溶液を1滴ずつ落としていき、1粒ずつ人工イクラができました。人工イクラ実験の後、月がきれいに光っていたので、天体望遠鏡で月の観察を行いました。クレーターまできれいに見えて、みんな大興奮でした!フランスからの留学生も、人工イクラの実験中は真剣な面持ちでしたが、天体望遠鏡をのぞいて月のクレーターが見えると、めっちゃ嬉しそうにされていました!日本の自然科学部でのこの体験が、フランスからの留学生にとって、いい思い出として残ってくれたらいいなぁ、と思います。

 

アルギン酸ナトリウム2.0gを慎重に計量中です。

 

薬包紙上の薬品をビーカー中に入れます。

 

乳酸カルシウムは2.5gを正確に計量しました。

 

400mL の水をメスシリンダーで正確に量り取りました。

 

ガラス棒で混ぜ混ぜしています。

アルギン酸ナトリウムは溶けにくいので、お湯で溶かしました。

 

なかなか溶けません。

 

秘密兵器マグネチックスターラーで楽ちんに溶かしていきました。

 

トルネード発生!

 

実験の合い間に、白菜・キャベツの苗に水やりをしておきました。

 

みんなの人工イクラのもとを持ち寄っていろんな色のイクラを作りました。

 

月のクレーター、観測中!

日本の月とフランスの月にちがいはありますか?

 

半月でしたが、きれいに光っていたので、天体望遠鏡で観測したくなっちゃいました。

 

天体観測後、人工イクラの続きを行いました。

 

ザルを引き上げると、色とりどりのイクラが現れます!

 

キャビア

 

イクラの色付けに使った食紅が乳酸カルシウムの水溶液中にしみ出して青くなりました。

 

乳酸カルシウム水溶液から引き上げて、きれいな粒々を確認しました。

 

他のクラブの人たちも月のクレーターを確認してえらく興奮していました!

 

月のクレーターの写真です。

わかります?