実験って楽しいでしょ?

  • 学院祭本番を迎えました。朝早くから準備し、10時半の開場ギリギリになんとか間に合いました。スタートしてから休憩する間もなく最後までずーっとお客さんに来ていただき、大盛況でした。今回は特に実験の種類を増やしたので、小さいお子さんから大人の方までみなさんに大好評でした。ありがとうございました!
  • 出展内容
    1. 「ダイラタンシー」:容器の中で片栗粉に少しずつ水を加えていき、適当な固さになったらできあがりです。できた水溶き片栗粉をギュッと握ってから手を開けてみると、手のひらの中で一瞬固まった後、すぐにドロッと溶けて流れます。この現象をダイラタンシー現象といいます。
    2. 「金属樹」:塩化銅を加えた寒天上にアルミニウムの板やアルミホイルを置くと、アルミが溶けていき、その溶けたところから銅の金属樹が伸びていきます。
    3. 「コースターで作る多面体」:円形の紙のコースターの円周を3等分(4等分、5等分)したところに印をつけ、その印の少し内側を、穴あけパンチで3ヶ所(4ヶ所、5ヶ所)穴を開けます。穴を開けたコースターを4枚(6枚、12枚)用意し、隣り合うコースターの穴と穴を輪ゴムで結んでいくと正4面体(立方体、正12面体)の模型ができます。
    4. 「スライム」:色水とせんたくのりを同量混ぜ合わせた中に、飽和のホウ砂水溶液を混ぜてわりばしでよくかき混ぜてやると、混ざったところがスライムになります。
    5. 「水性ペンの色分離」:丸形のろ紙を折って等間隔の8本の折り目をつけます。中心から半径2cmほどの円を鉛筆でうすく描きます。その円上に折り目から折り目までの間をカラーの水性ペン1色でなぞり、8色分なぞったら、折り目を山折谷折交互にします。ペットボトルキャップをろ紙の下に逆さ向きに置いて台にします。ろ紙の中心に小さいスポイトで水を垂らすと、ろ紙に水が染み渡り、インクとともに外側に広がっていきます。そのときに、インクに混ざっている色の違いによって広がり方が違うので、インクの色が分かれて見られます。
    6. 「人工イクラ」:アルギン酸ナトリウム水溶液(2g/400ml)に食紅で色付けしたものをスポイトで取り、ボウルに作った乳酸カルシウム水溶液(2.5g/400ml)に1滴ずつ垂らしていくと、両方の液体が反応した部分が固まって膜状になり、人工イクラができます。
    7. 「液体石けんを固める」:液体石けんを飽和食塩水の中に入れると、塩析という現象が生じ、液体石けんが一気に固まって固形石けんになります。
    8. 「バケツ稲展示」:バケツで栽培している稲を見てもらいました。もうすぐ収穫できます。
    9. 「水棲生物(金魚・アフリカツメガエルウーパールーパーナマズ)展示」:実験室で飼育している水棲生物たちを見てもらいました。
    10. カイコの繭展示」:つい先日まで飼育をしていたカイコがサナギになるために作った繭を展示しました。シルク(絹)の元になります。
    11. 「ビンの中のまつぼっくり」:まつぼっくりを水につけておくと、小さくしぼんで柔らかくなります。それをビンの中に押し込み、ビンの中で乾かくと、まつかさが開いてきて元の大きさまで戻ります。
    12. 「コダカラベンケイソウ展示」:栄養生殖で葉っぱの先に子どもを作るコダカラベンケイソウも見てもらいました。



朝早くから集まって準備をしました。
あーねむたーい。



ウェルカム ブラックボード、みんな、見てねー。



学院祭スタートしました!
いらっしゃーい!



水性ペンの色の分離実験大成功!



実験体験のテーブルは常時賑わっていました。
自然科学部の実験を楽しみにして来てくれた方もいらっしゃいました!



OGもたくさん遊びに来てくれました!



スライム、人工イクラ、石けん作りの実験には、中高生だけでなく、小さなお子さんから大人の方まで実際に体験してもらい、みなさんに楽しんでいただきました!



スライム作りのテーブルの上がえらいことになっています。
かたづける時間がないくらいたくさんのお客さんに来ていただきました!


人工イクラづくりも大人気でした!
実験をアレンジして巨大イクラを作ってみました。



学院祭終了!
おつかれさまー!
ぼちぼちとかたづけていきましょか。



かたづけている途中でわたしたちも実験がしたくなり、チョイチョイ実験しながらかたづけることにしました。



展示していた金属樹がかたづけの頃にはかなり大きく成長していました。