ひさしぶりの虹づくり

  • 期末テストが終わり、ようやく部活が再開しました!7月23日(土)に開催されるオープンスクール(クラブ体験)に向けて、予備実験を行いました。昔、サイエンスフェスタなどで行ったことのある「虹をつくろう」という実験です。以前の実験レシピを参考にして、やってみましたが、思っていたよりうまくいったので、ちょっと安心しました。実験しながら、当日の実験器具の数や材料の見積もり、手順なども考えていきました。その後、畑に移動して、野菜のでき具合を確認しました。トマト、ナスビ、ピーマンが大きく育っていたので、収穫しました。


「虹をつくろう」実験

    1. ラニュー糖を60g/50ml、50g、40g、30g、20g、10g、0gの割合で水にとかして砂糖水を作る。
    2. 濃度ごとに砂糖水をプラスチックのコップに入れ、それぞれに絵の具で色をつける(60g:紫、50g:青、40g:緑、30g:黄緑、20g:黄、10g:オレンジ、0g:赤)。
    3. 濃度が大きい順に、スポイトで円筒形のメスシリンダーにゆっくりと注ぎ入れる。
    4. すると、それぞれの色が混ざりあうことなく、順番に上に重なって層を作り、虹のように見える。



まず、レオの散歩!



虹に関係した実験ということで、砂糖水以外にも考えてみました。
セロハンテープでCD−Rのラベルをはがし、透明になった部分に光を通してのぞいてみると、光が分光されて虹色になるというものです。
ラベル印刷がしっかりされていたものは、はがれにくく、透明になってもうまく見えませんでした。



OGからもらった、いらないCD−Rで試してみたらセロハンテープでおもしろいくらいにラベルがはがれました。



CD−Rを通して蛍光灯をのぞいてみると、こんなふうに分光された虹色が見えます。



虹色水溶液の予備実験を行うために、まず、グラニュー糖の量を測定していきました。



砂糖って溶解度がメッチャ大きいので、こんなにも水に溶けるものなのかどうか、みんな半信半疑でした。



濃度ごとに絵の具で色をつけていきました。
紫色をしているのが一番濃い砂糖水で、さすがに溶けにくかったのですが、根気よく混ぜて、なんとか混ざりました。



スポイトで濃度の大きい順に色水を試験管に入れていきました。



色水がお互いに混ざってしまわないよう、慎重にゆっくりと、試験管内に注入してスポイトで色を重ねていきます。



試験管を試験管立てに立てて、7種類の色水を重ねて虹が完成しました。



実験が上手くいきすぎて、逆に、色がくっきりと分かれすぎて本物の虹らしくは見えないかな?



砂糖水をたくさんつくったので、残った砂糖水をぜんぶ使って大きいメスシリンダーに入れて虹をつくることにしました。



1人1色を担当し、リレーで入れていきました。



後になればなるほど、プレッシャーがかかります。



プレッシャーに負けず、見事に完成しました!



畑に向かう途中、聖堂前の芝生でキノコ発見



畑の作物の育ち具合を確認中



夏野菜カレーに入れる具材は収穫できるでしょうか?



大きいピーマンが4個実っていました!



ピーマンとトマト、ナスビができていたので、収穫しておきました!



収穫した作物は実験室で袋に入れて、家に持ち帰りました。
お味はいかがでしたか?