前回行った尿素の結晶づくり実験の結果を確認することからスタートしました。
尿素の結晶化は進んでいたのですが、思っていたよりは美しくなかったので、ちょっと残念でした。材料の分量などを修正して再挑戦することにしました。
修正ポイントとして、
① 尿素を溶かすぬるま湯の温度を40℃ほどにし、尿素を溶かす際に起こる吸熱反応によって冷たくなったのを、容器を手で持って温めながら尿素を溶かした。←前回、電熱器で温めすぎたからか、すぐに冷めてきて、紙を浸透していく前に一気に結晶化したので。
② 画用紙をコーヒーフィルターに変更。←画用紙よりも尿素水溶液が浸透しやすいと思われるので。
③ 紙に水性ペンで描くのではなく、尿素の水溶液に直接食紅で色をつけた。←紙に描いた水性ペンでは、結晶にはっきりと色がついていないものがあったので。
④ コップを紙コップから透明の小さいプラスチックコップに変更。←見えにくいので。
以上4点を修正してみました。
解剖皿にろ紙を置いておいたところに尿素水溶液を入れたものは、皿全体に結晶が広がっていました。
コップに入れたものは、結晶ができているのですが、紙コップが邪魔をして見にくかったです。
切れ込みの部分まで水溶液がしみこんできていませんでした。
美しくないですねぇ・・・。
気を取り直して、再度挑戦です!
尿素の量を調整しましょう。
少量ずつ作ることにしました。
慎重にせんたくのりを少しずつ入れていきます。
食器用洗剤も1滴ずつ慎重に加えていきました。
手の体温で温めながらよく混ぜました。
画用紙のかわりにコーヒーフィルターを使用しました。
尿素水溶液をカイロで温めて溶かしながら、紙を丸める作業を行いました。
紙にハサミで切れ込みを入れました。
尿素水溶液に直接食紅を加えました。
食紅を混ぜて溶かしていきます。
どんな色にしようかなぁ。
プラスチックコップにセット!
紙をセットするとすぐにしみこんで結晶化が始まっていきました。
きれいな色やね。仕上がりが楽しみやね!
同じ色でも濃いめとうすめではどう違うのかも比較して見てみようと思います。
前回よりもうまくいくといいね。
何色が一番きれいな結晶になるかな?
このまま次回まで放置です。
元気に成長するんだよー!