どこが一番きたないでしょうか?

寒天培地をつくりました。校内のあらゆる場所に設置してみて、落下細菌の多い少ないを調査してみようと思います。寒天培地の材料として、寒天の粉、デンプン、ブドウ糖を用います。寒天は熱いお湯に溶けるので、電気ポットで熱湯を沸かしました。お湯を沸かしている間に、ビーカーの中に寒天の粉を8g(※ちょっと固め)、ブドウ糖10g、デンプン2.5gを入れました。そして、ビーカーに熱湯を500mL加え、ガラス棒でかき混ぜて溶かしていきます。さらにビーカーを電熱器で熱し、よく溶かしていきます。すべて溶けたところで、シャーレに寒天を流し込んでいきます。また、シャーレ内に落下細菌が落ちないように、ガスバーナーに火をつけて上昇気流を生じさせました。シャーレに入れた寒天は熱々だったので、水を張って保冷剤を入れたバットの中にシャーレを並べて冷やしていき、寒天培地ができました。「さぁ、実験を始めよう!」と思ったところ、残念ながら、下校時間でタイムアップになりました。寒天培地の設置は次回に持ち越しとなりました。つくった寒天培地は、恒温機の中で低温(5℃)でキープしています。次回は、シャーレを各場所にセッティングするところから始めようと思います。

 

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材料を用意しました。家でもできそうですね。

 

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材料をビーカーごと量りとっていきます。

 

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量りとった材料にお湯を加えて溶かしていきます。

 

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ガラス棒でよくかき混ぜていきます。

 

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材料が溶けて寒天溶液ができたら、シャーレ内に流し込んでいきます。

まだまだ熱いからやけどに気をつけてね!

 

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シャーレに寒天を流し込んでいく作業は、シャーレ内に落下細菌が入らないように、ガスバーナーをつけて上昇気流を作った中で行います。

 

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どこで調べますか?候補を書いていきましょう!

 

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作った寒天培地はいったん恒温機の中に入れて保管しておきますね。