- 今年度最後の部活になりました。今年度を振り返っての反省会を行い、春休みの計画を立てました。その後、レオの散歩と人工イクラの実験を行いました。この前も巨大な人工イクラを作りましたが、今回は絵の具と食紅でカラーバリエーションを増やし、ピペットで1滴ずつ垂らして本物のイクラと同じ大きさで作成しました。部員全員で大量の人工イクラを生産しました。最初はきれいなイクラがいろんな色でできていたのですが、1滴ずつ垂らすやり方を変えて、ピペットからチューっと連続して出し続けるやり方にすると、カエルの卵のような細長いひも状のものができました。めっちゃ気持ち悪かったです。特に、肌色でつくったものは腸そっくりで、悲鳴と共に実験が進みました。今年度のシメの実験がまさかこんなグロい実験になってしまうとは予想だにしませんでした。小さなお子さんには見せられません!今晩夢に出てきてうなされそうですが、まぁ、楽しめたのでよかったです。来年度もさらに楽しい実験やりたいね!
- 人工イクラの作り方
材料:アルギン酸ナトリウム、乳酸カルシウム、ガラス棒、ビーカー、食紅、絵の具、薬さじ
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- アルギン酸ナトリウム4gを水800mlに溶かします。溶けにくいので、時間をかけてガラス棒を使って溶かしました。
- 溶けたら、いろいろな色の食紅や絵の具をそれぞれのビーカーに少量ずつ入れたものに取り分けます。
- 同時並行で、乳酸カルシウム10gを水1600mlに溶かします。一度には無理なので2回に分けました。
- アルギン酸ナトリウム水溶液(色水)をピペットで取って、ビーカーに入った乳酸カルシウム水溶液に1滴ずつ垂らしていきます。
- すると、人工イクラができます。
- いろんな色を垂らしていくと、きれいな色の人工イクラの粒々たちがビーカーの中に揺らめきます。
- 人工イクラが生じるのは、アルギン酸カルシウムの膜ができて内部にアルギン酸ナトリウム水溶液が閉じ込められるからです。
アルギン酸ナトリウム水溶液と乳酸カルシウム水溶液を作ります。
ガラス棒を使って必死に混ぜ混ぜしましたが、やはり、なかなか溶けなくて苦労しました。
何色のイクラにしようかなぁ?
人数が多いので、追加で水溶液を作ります。
電子天秤で正確に量り取ります。
肌色のアルギン酸ナトリウム水溶液をチューっとやったら、腸ができました。ギャー!
青イクラも追加されました。
毒々しいイクラに仕上がりました。
あせらず1滴ずつポトンポトンと落としていくとイクラと同じ大きさの粒ができます。
バックを白にしたら人工イクラの色が映えますね。
最後はみんなでおかたづけ。
作った人工イクラはすべて流しに流しちゃったけど、まぁ大丈夫でしょう。