フェルトに雪を降らせましょう!

  • 球技大会があったので、みんなジャージのまま畑に向かい、大豆の収穫を行いました。相変わらず、くっつきムシの餌食になってしまいましたが、めげずに収穫作業を行いました。根っこに近い部分を剪定ばさみで切り、段ボール箱に縦にして入れていきます。段ボール箱4つ分収穫できました!収穫作業は昨年に続いて2回目だったので、スムーズに作業は進みました。1人1箱段ボール箱をかついで実験室に戻りました。持って帰ってきた大豆はそのまましばらくの間、部屋の中で乾燥させます。これをまた、箕面納豆として加工してもらい、卒業生に記念として渡せたら、と考えています。大豆の収穫作業の後、フェルトと接着剤を用いた「フェルトに雪を降らせましょう!」実験を行いました。そろそろクリスマスなので、季節に合った実験をしてみました。色がオレンジ色のフェルトしかなく、クリスマスツリーというよりイカの駄菓子みたいで、あまり雰囲気が出ませんでした。フェルトが接着剤を吸い上げ、フェルトの表面で気化するときに熱が奪われ、空気中の水分が白く結晶化します。フェルトの表面の白い結晶が、まるで雪が積もったかのように見えます。実験は成功しました!次は、クリスマスツリーっぽい緑色のフェルトで実験を行いたいと思います。
  • 「フェルトに雪を降らせましょう!」

実験でいるもの:フェルト、フェルトを切るはさみ、ペットボトルのキャップ、クリップまたは画鋲(フェルトを支えるためのもの)、保護用メガネ、ポリエチレン手袋、アクリサンデー(プラスチック用接着剤)※接着剤の取り扱いにはくれぐれもご注意を!!!

    1. まず、フェルトをクリスマスツリー型に切ります。それから、全く同じ形にフェルトをもう1枚切ります。
    2. 切り抜いたクリスマスツリー型のフェルトの一方を上から真ん中まではさみで切れ込みを入れます。
    3. もう一方を逆に下から真ん中まで切れ込みを入れます。
    4. 2枚のフェルトの切れ込みを組み合わせます。
    5. 組み合わせたフェルトの底にクリップか画鋲を差し込みます。
    6. クリップか画鋲をペットボトルのキャップの中に入れて、フェルトのクリスマスツリーを立たせます。
    7. キャップの中に接着剤を流し込んでいきます。※接着剤を扱う際は、保護メガネ、手袋を着用し、換気を忘れずに!
    8. しばらくすると、接着剤を吸ったフェルトが表面に雪のような白い結晶をつけていきます。



大豆の収穫用の段ボール箱を組み立てています。


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そこを頑丈にするために、ガムテープでしっかりとめます。


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レオの散歩も忘れずに!



畑にやって来たよー。



まず、くっつきムシを取ってから作業しましょか。



根っこの近くを剪定ばさみで切って収穫していきます。



切る係、段ボール箱に入れる係、というふうに役割分担して作業を行いました。



だんだんと暗くなっていく中、作業は続けられました。



レオの散歩チームも加わって、あと少しで終わりです。



これが、わたしたちにいつもいやがらせをするくっつきムシです。



よっしゃー、終わったー!
段ボール箱を持って実験室に戻りましょう!



はたから見ると怪しい集団?



段ボール箱に入った大豆は数週間ほどそのまま乾燥させます。



次に、「フェルトに雪を降らせましょう!」実験です。
フェルトを人数分に切り分けています。



切り分けられたフェルトをクリスマスツリー型に切り抜いています。



フェルトが切り抜けたら、ペットボトルのキャップの上に置きます。



ペットボトルキャップの中に接着剤を流し込んでいきます。



接着剤はからだによくないので、手袋と保護メガネを使用して作業を行いました。



雪のような結晶がフェルトの表面に現れました!



きれいでしょ?



全員成功しました!