恒例のカルメ焼き大会

  • 金曜日は本来宗教活動の日なのですが、今日は特別にクラブ活動を行いました。保護者の方に普段の活動を見ていただくクラブ参観があったのです。また、今回は中1の新入生も見学(入部)しに来てくれたので、新入生歓迎会も同時に行いました!『いっしょにあそぼう♪』で披露した「フラスコの水の色が変わる実験」と「水をかけると泡が出て冷たくなる粉末の実験」を行いました。そのあと、「カルメ焼き実験」を行いました。カルメ焼きは保護者の方にも試食していただき、好評でした。カルメ焼きは全部で10回ほど作りましたが、いずれもきれいにふくらんで大成功でした。味もおいしかったです!新入生もチャレンジし、見事に一発で成功させていました。おうちの方へのお土産に持って帰りました。



新入生歓迎用の黒板作成中



だんだんとみんな集まってきました。



黒板完成!
下の方にはてんこちゃんとしょうこちゃんもいます。



左がしょうこちゃんで、右がてんこちゃんです。
自然科学部OG作で、聖母被昇天学院中高のマスコットキャラクターになっています。
2人ともかわいいでしょ?



フェノールフタレインとBTBにお酢や炭酸ナトリウム水溶液を加えていく実験を新入生に細かく解説しながら行いました。



液を加えるたびに色が変わっていきます。
フェノールフタレイン+BTB+炭酸ナトリウム水溶液→何色になるでしょうか?
アルカリ性フェノールフタレインが赤、BTBが青になるので、赤+青で紫色になります。



お酢くせーよー!
ツーンとする刺激臭に耐えながら実験は続きました。



続いて、クエン酸重曹を混ぜた粉を手のひらの上にのせて、水を垂らすと・・・
泡がシュワシュワ出てきて冷たくなるのですが、新入生がフ〜ンとしか反応してくれなかったので、粉を山盛り手のひらにのせて、水を垂らして、ようやく「冷たい」と反応してもらいました。



カルメ焼きはほぼ一年ぶりぐらいに行いましたが、さすがにみんなやり方を覚えていて、混ぜ方も火から下ろすタイミングもバッチリでした。



温度計で温度を計りながら砂糖水をマゼマゼします。



メロンパンのようにプワーッとふくらむと歓声と拍手が起こりました。



先輩たちにアドバイスしてもらいながら、中1と中2の新入部員もチャレンジしてみましたが、初挑戦にも関わらず、とてもうまくいきました!



できたカルメ焼きは食べやすいようにスプーンで小さく割ります。



大量生産して、お土産用にしたり、いろんなクラブの人たちに振る舞ったり、職員室にも差し入れしました。どこでもすごい人気でした。



鍋の中でふくらんだカルメ焼きは、底が鍋にくっついてしまっているので、最後に鍋の底をまんべんなく火に当ててくっついたところをとかしてやります。すると、ツルンときれいに鍋からカルメ焼きがとれます。



「混ぜ方」と「混ぜるのをやめるタイミング」がカルメ焼きがふくらむか否かを左右します。
125℃になったら火からあげ、湿ったタオルの上で10秒カウントしてから、小豆大の大きさの重曹と卵白をねって耳たぶのやわらかさになったものを鍋に投入します。重曹を投入したらすぐに、砂糖全体に重曹が行き渡るように割り箸で一気に速くかきまぜます。混ぜているうちに冷えてきて固まってくるのですが、混ぜていて割り箸のあとが消えなくなったのを目安にして混ぜるのをやめるといいです。いつまでも混ぜていると粉々になってしまいます。



カルメ焼き作りの合間にウーパールーパーの水槽の整備をしました。