- 今回は、以前に一度行ったことのある実験ですが、銅板に亜鉛でメッキをするというものです。水酸化ナトリウムを使ったり、火を使ったりするので少し危険なのですが、安全に行えるように十分に気をつけました。
- 準備するもの:銅板(厚さ0.1mm)・銅線・亜鉛(粉)・水酸化ナトリウム・水・ビーカー・ガラス棒・薬さじ・電子天秤・薬包紙・ハサミ・ペン・電熱器・新聞紙・千枚通し
- 方法
- まず、銅板をハサミで500円玉大に3枚切り取り、円の真ん中に小さい円を描きます。
- 真ん中の小さい円に向かってまわりから何カ所かハサミで切れ込みを入れます。
- 切れ込みの角を危なくないようにハサミで丸く切ります。
- 小さい円の中を千枚通しでコンコンたたいてへこみをたくさんつくります。
- 小さい円に千枚通しで2カ所穴を開けます。
- 開けた穴に銅線を通します。
- 切れ込みを入れた部分を少し折り曲げて花びらのようにします。
- 次に、ビーカーに濃いめの水酸化ナトリウム水溶液を作り、そこに亜鉛を溶かします。
- ビーカーを電熱器にかけ熱し、水溶液の中に銅板の花を15秒間入れます。
- 花を引き上げて水にさらし、ティッシュで水分を拭き取ります。
- これで銀の花ができあがりです。
- さらにその銀色になった花を火であぶると、金色に変化します。これも水につけた後、水分を拭き取って金色の花が完成です。
- 今度の12月13日(月)に行われる「被昇天小5,6年生対象の実験教室」ではこの『金・銀・銅の花を作る実験』を行う予定です。
水酸化ナトリウムの粒を電子天秤で慎重に量っているところです。
水酸化ナトリウム水溶液を電熱器にかけて亜鉛を溶かしています。
金・銀・銅3つのきれいな花が完成しました!!