濃度差を利用して砂糖水の虹を作ろう!

  • 前回に続いて、今回も液体の実験です。砂糖と絵の具とお湯で虹をつくります。
  • 方法
    1. まず、砂糖を10g、20g、30g、40g、50g、60g電子天秤で量り、それぞれビーカーに入れます。
    2. 次に、別のビーカーに青、緑、黄緑、黄色、オレンジ、赤の液を絵の具で作ります。
    3. 絵の具の液にお湯を入れてメスシリンダーで50ml量ります。
    4. 色の液を砂糖のビーカーに入れる。
    5. お湯だけ50mlを砂糖60gに、青を50gに、緑を40gに、黄緑を30gに、黄色を20gに、オレンジを10gにそれぞれ入れて混ぜます。赤はそのまま50mlビーカーに入れます。
    6. 500mlのビーカーに、上の順番で注いでいきます。
    7. 上に注いでいくときには、溶液が混ざってしまわないように、ガラス棒を伝わせてゆっくりと注いでいきます。
    8. すると、下から透明、青、緑、黄緑、黄色、オレンジ、赤の順に虹のように、お互いに混ざり合わうことなく、ビーカー内にきれいな虹ができました。
    9. 使った砂糖がグラニュー糖ではなく三温糖だったので、透明になるべき層が少し茶色がかってしまいました。
    10. また、色づけは食紅がなかったので絵の具で行いましたが、絵の具よりも食紅の方が色がきれいに出せたかなぁ、と思います。


お砂糖を電子天秤でそれぞれ量っています。



色水をメスシリンダーで50mlになるように調整しています。



ガラス棒を用いて、濃度の濃い砂糖水から順にゆっくりビーカーに注いでいくと、きれいな虹の層ができました!


  • 虹の液体実験の後、アイスクリームをガスバーナーで熱する実験を行いました。

方法

    1. まず、卵の白身をボウルに入れ、泡立て器で混ぜてメレンゲを作りました。
    2. アイスクリームを皿の上に出して、それをメレンゲで完全に覆います。
    3. ガスバーナーで上から熱します。メレンゲが焦げてしまうぐらい、1分くらいよ−く熱しました。
    4. 火を止めて、スプーンでメレンゲの中を探ってみると、中には全く溶けずにそのままの姿でアイスクリームが残っていました!
    5. メレンゲの中にできた空気の層がガスバーナーの熱を遮断してくれたのです!
    6. その後みんなで、獲物に群がるライオンのようにアイスクリームをいただきました。


メレンゲでアイスを覆っているところです。



メレンゲをどけてみるとアイスの無事な姿が現れました。





虹の液体を保存しようということで、冷凍庫に入れました。きれいな状態で残せるかな?