梅越しのビオトープメンテナンス

  • レオくんの爪切りをひさしぶりに行いました。前回の爪切りでは誤って爪が抜けてしまい血だらけになるというアクシデントがありましたが、今回は決してそうならないようにタオルでレオくんをやさしく包み込み、十分に落ち着かせて安心させてから爪切りをしました。すると、レオくんは終始おとなしくじっとしてくれました。おかげでうまく爪切りができました!その後、水槽掃除とビオトープのメンテナンスを行いました。ひさしぶりのビオトープは浮草だらけで掃除がたいへんでしたが、ふと顔を上げると梅のつぼみが開きつつあるのが目に入り、「冬来たりなば春遠からじ」と思いました。実験室に戻ってから、もち米のもみ殻むきの後、食塩水とメタノールを用いた化学実験を行いました。飽和食塩水にメタノールを混ぜて食塩の結晶を溶液中に作って雪雲から雪が降るように沈殿していくようすを観察するというものです。ほとんどうまくいったのですが、1つだけいくらまぜても反応しないものがあり、なんでだろう?!と、心が折れそうになってしまいました。でも、不思議な現象を見られて楽しかったです!
 

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タオルでくるんで落ち着かせて爪切りしました。

 

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微妙にプルプル震えていましたが、観念したのか、おとなしくじっとしてくれました。

 

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水槽の水かさが低くなってきたので、くみおきの水を入れておきました。

 

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水面に浮かぶ浮草を網で取り去る作業中

 

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網ですくった落ち葉や浮草に埋もれているエビやヤゴを救出しています。

 

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エビの救出成功!

 

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冬場は寒いけど虫に刺されないので作業が進みます!

 

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ビオトープの脇にある梅の花がそろそろ咲きそうです!

 

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手が冷たいけど、がんばって小さい命を助けよう!

 

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いるかなぁ?

 

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ヤゴ発見!

 

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たまった葉っぱと浮草を邪魔にならないところに捨てに行こう。

 

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実験室に戻ってからまず、もち米の殻むき作業を行いました。

 

f:id:ass-science:20190122180404j:plain飽和食塩水を試験管に入れています。

 

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試験管立てに間隔をあけて並べていきました。

 

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試験管にメタノールを注ぎ入れていきます。

 

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食塩水とメタノールが混ざるように割りばしを突っ込んで回します。

 

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食塩水とメタノールが混ざったところに食塩の白い結晶が生じてゆっくりと沈殿していきました。

 

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1本だけなかなか結晶ができませんでした。

 

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こんな感じで、極性のある水とメタノールがくっついて、食塩水として溶けていたナトリウムイオンと塩化物イオンが再びくっついて食塩の結晶ができます。

 

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どの試験管にも雪が降ってるみたいに見えるでしょ?