- シャーペンの芯に電気を流して電球のように光らせてみました。濃い方がいいということなので、Bの芯で実験しました。電源装置から導線でつないでシャーペンの芯に電気を通します。初めのうちはシューッといって煙が出てきます。シャーペンの芯の中に含まれる不純物が燃えるからです。さらに電流を流し続けると、赤く光ってきます。導線の先のワニ口クリップでそのままシャーペンの芯をはさむと芯が折れてしまうので、わりばしにアルミホイルを巻きつけたものを2つ用意し、それぞれに導線をつなぎ、割りばしの間にシャーペンの芯で橋渡しをして電気を通しました。接触が悪かったので、何もつけていないわりばしでシャーペンの芯をアルミホイルに押さえつけて実験を行いました。押さえつけたわりばしが少し焦げましたが、実験はうまくいきました!その後、竹串を焼いて炭にしてフィラメントとしてエジソンがやったみたいに、光らせてみようと試みました。しかし、竹串がうまく炭にできなくて電気が通らず、失敗してしまいました。電気の実験として最後に、豆電球のガラスの部分を割ってフィラメントの部分を露出させたものを用意し、普通の豆電球とつないだ回路を作り、電流を流して豆電球を光らせます。そして、ガラスを割った方をフーッと吹いてやったりあおいだりして風を送って冷やしてやると、もう一方の豆電球の明るさが増すのを確かめる実験を行いました。実験は成功しました!豆電球のガラスを割る作業が、職人が行うような細かい作業でしたが、うまくいきました!電気の実験の後、満月に見守られながら、アルミホイルロケットの実験を行いました。竹串の先にピンポン玉のかけらを少しアルミホイルに包んだものをかぶせて、それにチャッカマンの火を近づけてピンポン玉のかけらを燃やします。それが燃料となって、アルミホイルが竹串から飛び出します。寒空のもと、なかなかチャッカマンの火がロケットにつかず、あきらめそうになったところで、ようやく点火されて2,3発ほど飛びました!ほんの数十cmでしたが、ロケットが発射されて歓喜にあふれました!
結局、お1人様3枚もらいました。
ありがとう!ごちそうさま!
電流を流した後のシャーペンの芯は燃え尽きてカッスカスの状態になっていました。
豆電球のガラスの部分のみをペンチで割りました。
中のフィラメントは無事ですが、直接外の空気に触れるので、空気の影響を受けます。
処理した豆電球に風を当てると、冷やされて抵抗が抑えられ、より大きい電流が流れます。
無処理の豆電球が明るく光りました!
電熱器で熱していた竹串をアルミホイルから取り出してみました。
まだ炭になっていないかな?
豆電球の実験を電気を消した中で行うと、明るさが変化しているのがよくわかりました。
豆電球のフィラメントを冷やすために、口でフーッと風を送ってみたり、下敷きであおいでみたり、豆電球そのものを振って風をあててみたり、いろいろ試してみました。
空を見上げると、きれいな満月がまぶしいくらいに光っていました。