- サイエンスフェスタ初日を迎えました。今年は「金魚の呼吸を調べよう!」という実験を行いました。今年は参加部員が少なくたいへんでしたが、最後まで気合いでがんばりました。OGも手伝いに来てくれましたが、初めて行う実験で説明に苦労していました。金魚を材料として扱うということで、動物虐待とか思われないようにいろいろと気を使いながら考えて準備と実験を行いました。金魚に興味をもって、小さい子どもさんがたくさん来てくれてうれしかったのですが、呼吸の説明を小さいお子さん用にアレンジするのがなかなか難しかったです。今年も海外からのお客さんが来られましたが、必死に英語で説明して、わかっていただけたようでした。10時から17時半までの長丁場でほとんど休憩がなかったので、部員も金魚もみんなクタクタに疲れてしまいましたが、あと1日がんばりましょう!
- 実験手順説明
- まず、最初に金魚を試験管の中に入れます。
- 同じ水温の水の入ったビーカーに試験管を入れます。(温度計で室温と水温の確認)
- 金魚が見えやすいようにタッパーの上にビーカーを置きます。
- 金魚のエラがどこにあるのかを確認します。
- 金魚が水を吸うとき、口をパクパクさせます。口から入った水がエラを通っていきます。そのときにエラから水にとけている酸素を取り入れます。
- 金魚が20秒間で何回呼吸をするのかを数えます!実験本番の前に練習をします!10秒間で何回、金魚が口をパクパクさせるのかを数えてみます。キッチンタイマーをセットして、用意、スタート!
- 次に、本番いきます。その前に水温を計ります。20秒間で金魚が何回呼吸するのかを数えます。キッチンタイマーをセットします。用意、スタート!
- 水温と数えた呼吸の回数をホワイトボードに書いてもらいます。同じ実験をもう一度行います。キッチンタイマーをセットしてスタート!終わったら回数を書きます。
- 続いて、低い水温で実験してみます。水温を計ってもらいます20秒間で金魚が何回呼吸するのかを数えてもらいます。キッチンタイマーをセットして、用意、スタート!
- 水温と数えた呼吸の回数をホワイトボードに書いて、もう一度同じ実験を行います。キッチンタイマーをセットして、用意、スタート!終わったら回数を書いてもらいます。
- それぞれの水温での金魚の呼吸の回数の平均を計算します。
- 低い水温よりも高い水温の方が呼吸の数が多くなります。
- 気温が高いと水に溶ける酸素が減ってしまいます。だから、水温が高いときは少ない酸素をいっぱい吸おうと思って金魚は口をパクパク(呼吸)する回数が増えてしまうのです。また、水温が高いと代謝も高まるので呼吸も盛んになります。水温が低いときはその逆です。
朝8時にビッグマン前に集合し、会場のハービスホールへ出発しました。
阪神電車の乗り場を通り過ぎて、さらにドンドン進みます。
不思議な音楽が流れている地下道には、壁や柱に化石が埋まっています。
キッチンタイマーの使い方レクチャー中
OGも駆けつけて来てくれて、ブースに入って説明に加わってくれました。
開始から1時間経ちました。
少しずつ説明にも慣れてきました。
海外からのお客さんに対して、英語で説明するのをがんばりました。
22℃(室温と同じ)と17℃(室温−5℃)の2種類の水温になっているか、チェック中!
中1の部員も勇気を出して、先輩にサポートしてもらいながら、説明できました!
実験終了してすぐに、使用した道具を部員全員でパッと洗いに行きました。