- 毎年恒例のサイエンスフェスタに今年も出展しました。今年の実験タイトルは「液体石けんを固めよう!」です。一般的な石けん作りでは水酸化ナトリウムを使用するため危険が伴いますが、今回の石けん作りでは、実験材料が液体石けんと飽和食塩水だけで行うのでめっちゃ安全で、しかもめっちゃ簡単に石けんができます。しかしそれだけではすぐに実験が終わってしまうので、実験を行う前に石けんについての説明を詳しく行いました。「石けんと合成洗剤とのちがい」や「界面活性剤の説明」、「汚れが落ちるしくみ」などなど、小さい子にもわかりやすく説明できるように事前によーく打ち合わせを行いました。10時のスタートギリギリまで使って説明内容の確認と予備実験を行いました。スタートからしばらくしてお客さんが徐々に増えてきて、その後はほぼずーっと休みなく説明が続きました。お昼ごろからローテーションで順番に交代してお昼ごはんを食べに行きました。説明のポスターを休憩時間に書きました。ちょうどこの日の深夜にリオオリンピックのシンクロナイズドスイミング団体で卒業生の吉田胡桃さんが銅メダルを獲得されたので、「祝 銅メダル!リオオリンピック シンクロナイズドスイミング団体 吉田胡桃先輩」というポスターも貼っておきました。すると、そのことに関してもお客さんや他の出展ブースの方からも「おめでとう!」と声をかけていただきました。たまたまお隣のブースは昨年一緒に韓国サイエンスフェスティバルに行った先生がいらっしゃいました。さらに、そこに、もう一組一緒に韓国サイエンスフェスティバルに参加した東海大学の先生もやって来られて、昨年の韓国遠征の話で盛り上がりました。サイエンスフェスタ初日も終盤にかかってきたころに、OGが駆けつけてきてくれました!5年前の卒業生で、今はすでに社会人なのですが、ちょうどこの季節だな、というのを思い出してわざわざ来てくれて差し入れまでいただきました。現役部員たちはとても励みになりました!被昇天の自然科学部はいろんな方に支えられて成り立っているクラブなんやなぁ、とあらためて感じました。終了時刻になり、かたづけをし、2日目のための簡単な準備をして会場を出ました。阪急梅田駅ビッグマン前で簡単に反省会をして解散しました。明日もがんばろう!
JR大阪駅を越えていきます。
実験材料となる飽和食塩水づくりのため、ペットボトルに食塩を入れているところです。
最初は緊張していましたが、1時間も経たないうちに慣れてきて、お客さんと一緒に実験を楽しめるようになっていきました。
韓国からのお客さんが来たときのために、実験の説明を簡単な図と英語を紙にかいたものを用意しておきました。
わたしたちの向かいのブースは夢工房さんです。
浮沈子の実験です。
大盛況です。
わたしたちも負けずにがんばろう!
実験の合間に、サイエンスフェスタ開始前に書いた説明内容のメモを確認しておきます。
コップに入れた油と水に台所用洗剤を混ぜる乳化の実験も行いました。
うしろの壁に、汚れが落ちるしくみや実験の手順を書いたポスターを貼りました。
液体石けんが一瞬で固まるのを見ると子どもたちはみんなワァとビックリします。
韓国からのお客さんです。
英語とジェスチャーを駆使して説明をがんばってみました。
なんとかわかってもらえたようで、満足げに石けんをお土産に帰って行かれました。
液体石けんは肌荒れを起こさないように、無添加のものにしました。
自分の前にお客さんがいないときは隣の実験のサポートをします。
部員がお客さんになって、いろいろと突っ込んで質問するトレーニングを行いました。
実験をすると、手に石けんのかけらがついてしまうので、ぬれティッシュで手をふいてもらいます。
プリンカップで押し固めた石けんをクッキーの型ぬきで抜いて、形を作ってもらいます。
実験をする度に少しずつナトリウムが減っていくので、時々塩を追加します。
子どもさんだけではなく大人の方もたくさんブースに来ていただきました。
向かいのブースの夢工房の先生から、麦茶の差し入れをいただきました。
ありがとうございました。
できた固形石けんは袋に入れておみやげにして持って帰ってもらいます。
実験器具は流しできれいに洗ってきました。
さびないようにしっかり拭いておいてね。
かたづけ終わったので、いただいた差し入れをみんなで分けよう!
部員の保護者の方、OG、部員からもらった差し入れを机の上に並べてみました。
ありがとうございました!
他の出展者の方から、わたしたち一人一人にうまい棒をいただきました。
ありがとうございます!