明らかに原形質分離しました!

  • 土曜日に蛍池豊中市教育センターで行われるサイエンスフェスティバルの予備実験を行いました。今回の内容は「光合成」と「原形質分離」の実験・観察なのですが、普通にやったのでは小学生には難しくて面白味に欠けると思ったので、説明の仕方を工夫しなきゃなぁ・・・、と考えながら予備実験を行いました。光合成の実験で使用するBTB液はできるだけ濃くして色の変化がわかりやすくなるようするとか、ヨウ素デンプン反応がはっきりわかるように片栗粉での反応も見てもらうとか、絵を使って説明するとか、いろいろと考えてみました。



原形質分離させるための濃い砂糖水をつくりましょう。
100gの水で20%の砂糖水をつくるのに必要な砂糖は何gでしょう?
中学生も高校生も固まってしまいました。



25gの砂糖を何度かに分けて電子天秤で量っています。
砂糖が溶けやすいようにお湯を用意しました。



マグネチックスターラーで砂糖水を混ぜました。



回転するマグネットでビーカー内に渦が生じました。



普通の状態でのオオカナダモの観察(×400)
原形質流動ちょっとわかりづらかったです。



20%砂糖水につけたオオカナダモの観察(×400)
細胞膜に包まれた部分がしぼんで細胞壁から離れ、まんまるになっています。



小学生にもわかるようにポスターに書かれた難しい漢字にふりがなをふりました。