スライムは鉄板だね。

  • いよいよ学院祭当日を迎えました!朝早くに集まって、「紫キャベツの実験」のセッティングと「オレンジジュースのDNA実験」の展示を準備しました。また、今年から時間を決めて実験を行うことにしたので、実験の時間と段取りと説明方法の確認を行って、予備実験も念入りに行いました。10時半の会場直後はお客さんが少なかったのですが、だんだんと増えてきて、小学生や大人の方や卒業生や他校の中高生、先生方やシスターまで来てくださいました。展示で一番目を引いたのは、ウーパールーパーでした。ジーッと10分以上見入っておられる方もいらっしゃいました。みなさん、はじめは気持ち悪がられますが、よく見るとかわいいということに気づかれます。部員が見に来ていただいたお客さんに、展示生物や実験に関しての説明を行いました。シスターから「ていねいでとてもわかりやすい説明でした。」と、おほめの言葉をいただきました!実験は3種類用意したのですが、結局、やはり「スライムづくり」が一番の人気で、やってみたい!というお客さんには、実験時間を制限せず、やってもらうことにしました。まぁ、反省点はいくつかあったとは思いますが、とりあえず今年も無事に終えることができました。見に来て下さったみなさん、どうもありがとうございました。



朝早く来て、紫キャベツの実験準備をしました。
前日に準備しておくと、時間がたって紫キャベツの液の色が少し変色してしまうので、当日にすることにしました。



左から「お酢」「サンポール」「パイプユニッシュ」「レモン」「キンカン」「石けん」「重曹」「加熱した重曹」「ポカリスエット」「紫キャベツのみ」をそれぞれ紫キャベツ液と混ぜたものです。
酸性が強いと赤色が濃くなり、中性に近づくと紫色になり、中性からアルカリ性になると紫色から青色に変わっていき、さらにアルカリ性が強くなると、青色から緑色、緑色から黄色に変わっていきます。
パイプユニッシュが無色なのは含まれる塩素の漂白作用で、黄色だったのが透明になりました。



スライムの混ぜ方のコツを確認中です。
ホウシャの入れ方やわりばしをかき混ぜる速さ、紙コップ内でのかき混ぜる場所について、細かく確認をしました。



展示の説明もていねいにわかりやすくを心がけて行いました。



11:00から「石けんづくりの実験」です。
この実験は高2の授業でも行ったことのある実験なので、高2がアドバイスをしてくれました。



「石けんづくりの実験」では、まず、最初に、ヤシ油5gとNaOH水溶液5mlとエタノール10mlをビーカーに入れたものを、湯せんします。
湯せんして沸騰してきたらガラス棒で混ぜます。
しばらく混ぜた後、飽和食塩水中に一気に流し込むと、かたまりができます。
それが石けんです。



成功しました!



シスターも見に来てくれました!



スライムづくりの輪が広がっていきました。



実写版オレンジくん