よりBETTERな方法はいかに

  • 今週土曜日にみのお市民活動センター(Q'sモール)で行われる「小学生のための実験教室」の準備と予備実験を行いました。8月6日に被昇天小対象実験教室で行った紫キャベツの実験にアレンジを加えて、より簡単でわかりやすくおもしろい実験を目指してみんなで考えていきました。グラデーションの作り方や実験道具の簡略化に努めました。スライムの実験では、忍者絵の具を混ぜてスライムを作ろうと思ったのですが、忍者絵の具の色の変化がいまいちパッとしなかったので、ボツにしました。スライムの実験は申し込み制ではないので、たくさんの人に気づいてもらって子どもから大人の方まで楽しんでいただけたらいいなぁと思います。


 小学生のための実験教室「ムラサキキャベツで調べよう!」
日 時:2014年 8月30日(土)14:00〜14:45
場 所:みのお市民活動センター多目的室(みのお キューズモール WEST1-2F)
箕面市坊島4丁目5番20号  TEL 072-720-3386)
対 象:小学4・5・6年生の児童(男女問わず)先着25名
費 用:材料費100円程度のみ徴収

  • 実験内容の説明

みなさん、「アントシアニン」という物質を知っていますか?ブルーベリーや紫キャベツなどに含まれている青紫色をした色素です。このアントシアニンは、混ぜ合わせた液体の性質(pH)によって、さまざまな色に変化します。アントシアニンを利用して、ジュースやお酢、洗剤など、身近にある液体の性質をいろいろ調べてみましょう!また、試験管での実験終了後、アントシアニン液をしみこませた紙を用いて工作をします。

  • 実験で使用する材料と道具

紫キャベツ液・調べる液体(お酢パイプユニッシュサンポールキンカン・レモン・重曹・熱した重曹・石けん水・サイダー・ポカリスエット)・試験管・試験管立て・プラスチックコップ・スポイト・コーヒーフィルター

  • 実験からわかること

アントシアニンという色素が、pHによってさまざまな色に変わるということ。
・私たちのまわりにある液体の性質がはっきりとした色で示される。 

  • 実験上の注意

・液体が手や顔についたりしないように気をつけてください。
・異なる種類の液体どうしを混ぜないようにしてください。
・担当者の注意をよく聞いて実験を行ってください。

※ 15:00〜15:30 実験教室終了後、センター前で公開実験(スライム制作)します。



試験管を準備しましょう。
150本ぐらいあれば十分足りるでしょう。



予備実験でサンポールをビーカーに入れました。
サンポールの色ってきれいな緑色してますねぇ。



紫キャベツ液を紫キャベツパウダーから作りました。



予備実験。
左から、お酢パイプユニッシュサンポールキンカン重曹、加熱した重曹、を準備しました。
紫キャベツ液を入れると、どう変化するのでしょうか?



結構あざやかに色が変わりました。



工作で使うコーヒーフィルターにお酢重曹を綿棒でつけて色付けしています。
これもうまくいきそうです。



予備実験中、お茶は何性やろ?という疑問がわいたので、やってみました。
結果、麦茶(右端)は中性、緑茶(右から2本目)はほんのちょっとアルカリ性?ということがわかりました。



次に、忍者絵の具が手に入ったので試験管に入れて元の色を見てみました。
忍者絵の具は紫外線に当たると色が変わる性質を持っているそうです。



忍者絵の具の入った試験管を並べて窓際の日の当たるところにおいてみました。
すると、真っ白だったのがいくつか色が変わってきました。



もうちょっと待ってみたらもっと色が変わるんかなぁ。と思ってしばらく待ちましたが、あまり大きな変化は見られませんでした。



ブラックライトを当ててみましたが、あまり変化なし。



重曹の入った紫キャベツ液の試験管にお酢の入った紫キャベツ液をスポイトでゆっくり加えていくときれいなグラデーションができました。



ほぼ準備完了!