- いよいよ本番です。朝8時にビッグマン集合してから、約20分かけて会場のハービスホールまで歩いて行きました。今年はいつもよりも参加できる部員の数が多く、OGも手伝いに来てくれたので、私たちのブースはすごく充実していました。今回はホウレンソウの葉っぱを用いたペーパークロマトグラフィーによる色素の分離実験を行いました。クーラーボックスに大量にホウレンソウを準備しておきました。始まって30分ぐらいしてからお昼過ぎぐらいまでずーっとお客さんが押し寄せました。2時を過ぎたぐらいから少しお客さんが少なくなったのですが、後で聞いたら外は大雨洪水警報が出るくらいの土砂降りだったそうです。実験を体験していただいたお客さんはみんな喜んでくれました。幼稚園児や小学生たちが私たちの説明を真剣に聞いてくれて、一生懸命に実験に取り組んでくれる姿を見るといつも感動してしまいます!1日朝から夕方まで疲れたけど、あともう1日、また子どもたちに喜んでもらえるようにがんばろね!そのために今日は帰ったら早く寝ましょね!
〈当日のスケジュール〉
8:00 阪急梅田駅ビッグマン前集合・点呼・会場へ移動
8:30 ハービスホール到着・準備
10:00 サイエンスフェスタ スタート
17:30 終了・片付け・清掃
18:00 会場出発
18:30 阪急梅田駅ビッグマン前で解散
よういするもの
ホウレンソウの葉、展開液(石油ベンジン:石油エーテル:アセトン=4:1:1)、
メスシリンダー、ゴム栓、ろ紙、わりばし、スライドガラス
やりかた
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- ろ紙の下端から3cmのところに鉛筆で線を引く。
- ろ紙をスライドガラスの上に置き、ろ紙に引いた線上にわりばしを用いて葉っぱの汁をつける。
- 葉っぱに含まれている色素をろ紙につけて乾かす作業をくりかえし行い、色素を濃くつける。
- ろ紙が完全に乾いて色素をつけたところの水分がなくなったら、ろ紙の上端をゴム栓にはさみ、容器(メスシリンダー)内に入れ、ろ紙の下端を展開液につける。※色素のついたところを液面より2cm以上高く保つ。
- 展開液がろ紙をしみ上がるとき、展開液となじみやすい色素ほど速く進む。ろ紙には空気中の水分が含まれているので、水になじみやすい色素はゆっくり進む。展開液への溶けやすさのちがいによって、色素ごとにしみ上がる速度が異なり、そのため縞模様ができる。
- 展開液がろ紙の上端まで上昇しきらないうちにろ紙を容器から取り出し、それぞれの色素を観察する。
会場に着いたらまずポスターをはります!
新しいキャラを作って実験の説明をさせています。
始まる前に薬品を実験器具に注ぎ込んでいます。
あまり体によろしくない薬品なので、こぼれないようにいつもよりもさらに慎重に作業しています。
ホウレンソウの葉っぱの汁をうまくろ紙につけられるかがこの実験の成功のカギです。
それぞれの色素の特徴を説明するために絵をかきました。
やはりビジュアルに訴えると理解が増します!
3時ごろになると、ちょっと疲れてきました。
頭の上にほうれんそうの葉っぱがのっていても気づかないくらいの眠気に襲われる部員。
夕方近くになるとお客さんが少し減ってきたのですが、後で聞いたら外は大雨で警報が出たそうです。
今日来られなかったお客さんがその分明日来られるかな?
明日もがんばりましょう!