草木染めで布や毛糸を染めてみよう!!

  • 今回は、草木染めです。タマネギの皮の茶色いところを材料にしてやってみました。それだけでは物足りないので、校内に生えているいろんな木や草や花も、怒られない程度にハサミで切って持ち帰り材料として使いました。
  • 手順
    1. タマネギの皮の茶色いところを取って水切りネットに入れます。
    2. ビーカーにタマネギの皮を入れ、皮が浸かるくらいの水を加えます。
    3. 30分ほど煮出します。
    4. タマネギの色素が抽出した液から、水切りネットに入った皮を取り出します。
    5. そこに、毛糸や布を入れ、さらに10分ほど煮込みます。
    6. 煮込んでいくうちにだんだんとオレンジ色に染色されてきます。
    7. そして、ビーカーから染色された毛糸や布を取り出して、ミョウバン水溶液又は、石灰水に入れてあらためて煮込みます。
    8. ミョウバン水溶液に入れた方は、濃いオレンジ色に、石灰水に入れた方は黒っぽく変色しました。
    9. タマネギの皮の代わりに、花と草についてもそれぞれ試してみましたが、タマネギほど濃くは染色されませんでした。


材料をチョキチョキと細かく切っているところです。



草を煮出しているところです。お茶みたいな色ですが、においはめっちゃ青臭かったです。



タマネギの皮を煮出しているところです。紅茶みたいな色になっていました。においはモロ、タマネギです。



その辺に咲いていた花を煮出しました。ちょっと色は薄いです。花のにおいはしませんでした。



ミョウバンにつけたところ、少し色が濃くなりました。



石灰水に入れると、ガラッと色が黒っぽく変わりました。


左から、「無染色」・「草」・「花」・「タマネギ+石灰水」・「タマネギ+ミョウバン」・「タマネギのみ」

  • 次回は、部員が各自持ち寄ったいろいろなもので染めてみようと思います。