5度目の緊急事態宣言が解除され、ようやく部活が再開しました!
2学期に入って最初の部活になります。
高3のサイエンスコースの先輩が現在「探求」の時間に行っている実験を、わたしたちもやってみることにしました。
納豆のネバネバの成分を利用してにごった水の汚れを取り除いていくという実験です。
実際に、災害時などで飲料水を確保するためにこの実験を利用した方法がとられているそうです。SDGs(6.安全な水とトイレを世界中に)にもつながる内容なので、テンション爆上がりで取り組みました!
【納豆からγ-ポリグルタミン酸を抽出する方法】
1.納豆を混ぜて、ビーカーに移す。
2.納豆を入れたビーカーに精製水(蒸留水)を100㏄入れる。
3.2.をガーゼでこし、納豆水をつくる。
4.3.でつくった納豆水に、無水エタノール150㏄を加える。
※無水エタノールなので、肌につかないように注意する!肌荒れを起こします!
5.境界に浮いてくる白い物質をおはしですくい、ラップの上で乾燥させる。
最初に実験の内容と手順を確認しました。
まず初めに、納豆をまぜます。
ダシとカラシは入れないよ。
よく混ぜてネバネバをいっぱいつくろう!
混ぜれば混ぜるほど白いシュワシュワの粘り気成分が育っていきます。
よく混ぜた納豆をビーカーに入れました。
納豆水ができました。
絶対飲みたくないねー。
ガーゼでこします。
こぼれないように気をつけてね。
納豆水をビーカーからビーカーに移す際、ガラス棒を使うとスムーズに液体が流れていきます。
こした納豆水に無水アルコールを慎重に入れていきます。
アルコールの液面にγ-ポリグルタミン酸が白いかたまりで浮いてきます。
液面に白いモヤモヤが集まっているのがわかります。
おはしでγ-ポリグルタミン酸をつまみ取ってお皿にのせます。
お皿の上に置いて乾燥させます。
続きは次回!