10回目のサイエンスフェスタで得たものは?

  • サイエンスフェスタ2日目は1日目の反省を生かして、水ガラスの再調整をし、より詳しい説明までできるようにも準備しました。1日目に参加した部員が2日目から参加の部員に説明の段取りや注意事項などを詳しく教えてくれました。本番が始まってからも、部員どうしで協力しながらお互いサポートして実験を進めることができました。「ケミカルガーデン」という聞きなれない実験ということで、はじめは難しそうという印象を持たれていたお客さんが多くいらっしゃったと思うのですが、部員たちの実験の説明に引き込まれてだんだんと真剣な顔つきになり、実験を進めていくと「オオーッ」と驚かれて、実験が終わるときにはみなさん笑顔でした。部員たちも幼稚園の子や小学生、中高生、社会人の方、海外からのお客さん、それぞれのお客さんに対して、臨機応変に説明内容を自分たちでアレンジしながら行いました。それも、だんだんとこちらも楽しみながらできるようになってきました。この日もわざわざOGが激励に来てくれました。他ブースで出展している卒業生にも出会って、「お互いがんばりましょうね!」とお声をかけていただきました。2日目もほとんど絶え間なくたくさんのお客さんに来ていただき、終了時刻の10分前に材料切れで終了してしまいました。2日間で合計して、300組近くのお客さんに来ていただきました。ありがとうございました!今回で自然科学部として10年連続で10回目のサイエンスフェスタへの出展となりました。わたしたちのクラブ活動の中でも一番大きなイベントで、毎年、先輩と後輩が協力しあって全力を尽くす2日間で、とてつもないやりがいと達成感を味わってきました。もちろん今年もそうだったのですが、こうやってわたしたちががんばってこられたのも、あらためて、来てくださったお客さんをはじめ、実行委員会の方々、まわりでサポートしてくださる親御さん、先生方、卒業生など、みなさんのおかげだなぁ、おかげさまで楽しくサイエンスフェスタに参加できているんだなぁ、と感じています。これからも人と人とのつながりを大切に感じながらがんばっていこうと思います。みなさん、ありがとうございました!!



会場に着いてすぐに水ガラスの調整を行いました。
昨日よりも少しだけうすくしました。



実験のポイントを確認後、実験セットを並べて予備実験を行いました。



よーし、2日目始まるよー!



わたしたちのブースは入り口正面から入って真ん前の位置でした。



おだやかに静かに2日目がスタートしました。



徐々にお客さんが増えてきました。



小さい子にどういうふうに説明したらわかってもらえるか、頭をひねりながら実験を進めていきます。



万が一こぼれても大丈夫なようにトレーの中で作業しました。



薬品を入れ終わったら、見えやすいようにトレーの外に出して気をつけながら観察します。



海外からのお客さんにはできる限りの英語を駆使して説明しました。
汗が噴き出ました。



子どもさんだけでなくお母さんも興味津々で一緒に実験に取り組んでくれました。



今日もよく伸びてます。



凝視して観察してくれています。



お客さんが同年代のときは少し緊張感が緩和されます。



小さい子には危険な物質を使うことを重々言い聞かせて注意してもらいます。



国家試験の受験勉強の合間にOGが高3の先輩と一緒にわたしたちを激励しに来てくれました。
ありがとうございます!



「英語で説明できますか?」「はい、できますよ。」



突然の英語での説明のリクエストにも動じず、堂々と英語で説明して、喜んでいただきました!



今年も優秀賞をいただきました。
賞状を後ろの壁に貼っておきました。



実際に自分の手で水ガラスに硝酸塩を入れてもらいました。



あともう少しで終わりというときに、アサンプションの同級生が応援に来てくれて、元気を分けてもらいました!



残り1時間ほどのところで、プラスチック容器の在庫が切れてしまったので、急遽ペットボトルの底をハサミで切り取って代用しました。



17時の終了時刻10分前にペットボトルもなくなってしまい、閉店しました。



閉店後、残った薬品をすべて使用済みの容器に入れて実験してみました。
硝酸銅のケミカルガーデンがいっぱい伸びました。



硝酸コバルト(紺)と硝酸鉄(茶)のガーデンもいっぱい生えました。



素早く撤収しました。



差し入れをみんなで分けつつ、反省会を行いました。
今回は奨励賞をもらえなくて残念だったけれど、難しい説明もがんばってやり遂げ、部員たちのレベルアップと成長を強く感じました!



会場を出る前にみんなで記念撮影をし、荷物を分担して運びました。



廃液重たっ!