金銀銅の花づくり

  • 報告書づくりが一段落ついたので、あらためて本来の部活スタートです!レオの散歩の後、ひさしぶりに実験を行いました。2月15日(土)に蛍池豊中市教育センターで行われるサイエンス・フェスティバルに出展することになったのですが、そこで行う予定の「金銀のメッキ実験」をしました。以前に何度か行ったことがある実験なのですが、中1は初めてだったのでとても喜んでいました!水酸化ナトリウムを使ったり、電熱線で熱したり、実験工程はかなり危険が伴うので、慎重に実験に取り組みました。その結果、すべてきれいにメッキできました!最初、水酸化ナトリウム水溶液の温度が低いときはなかなか亜鉛が銅板に付着しなかったのですが、沸騰するぐらいまで温度が上がってくると、うまく付着し銅板が銀色に変わりました。全員で、銅板を花形に切り取り、茎の部分になるように銅線を取り付け、一人3本ずつ用意し、1本は金メッキ、1本は銀メッキ、1本は銅そのままで、金・銀・銅の花束をつくりました。それぞれ花束が完成してから、アレンジして☆やキャラクターなどいろんな形もつくってみました。



まず、銅板の上にワッシャーを置き、型に合わせて線を引き、その線に沿って切り取ります。



花びらをつくるために、内側の円から外に向かって線を引き、線に沿って切れ込みを入れます。



切れ込みの部分に丸みをもたせて、より花びららしくします。



花ができたら、花の中心に千枚通しで2ヶ所穴を開けます。
その穴に銅線を通して茎にします。



茎がついた花ができたら、粉末亜鉛を入れた水酸化ナトリウム水溶液の中に、茎をもって花の部分を突っ込みます。



水溶液は沸騰させるくらい熱してやった方がメッキしやすいです!



金・銀・銅の花が完成!



銅板をハサミで切って、いろんなキャラの形を作って、メッキしました。



銀の葉っぱ付きの金の花です。茎は銅。