毛細管現象を利用して色水をビーカーからビーカーへ移す実験を行いました。実験を待っている間に、もみ殻むきの作業と次回行う予定のガラス細工で使用するガラス管の洗浄を行いました。あれこれしている間に色水が脱脂綿を移動して隣のビーカーにも色水がたまっていました。違う色どうしが混ざって新しい色ができると思っていたのですが、意外にも、ほとんど混ざることなく、層状に分離していました。混ぜた絵の具の量の違いで濃度別の層が形成されたんだと思われます。
- 毛細管現象の実験
- 3つのビーカーを用意して、そのうち2つのビーカーにはそれぞれ異なる色の絵の具で色づけした水を入れます。
- もう1つのビーカーは空の状態にしておきます。
- 次に脱脂綿を12、13cm×3cmに切ったものを2つ用意してよじってヒモの状態にします。
- よじった脱脂綿のヒモの先の一方を色水の中に入れます。
- もう一方のヒモの先は空のビーカーに入れます。
- 脱脂綿のヒモを1本1本別々の色水に入れておきます。
- しばらくすると、色水が脱脂綿に染み込んでいき、空のビーカーの中に入っていきます。
赤、黄、青の層が形成されてきました。
きれいなグラデーションができました。
オレンジの方が早くたまっています。
2段階で試してみました!
待っている間にむいておきました。
ガラス管を水洗いしてきれいにしておきました。
ホコリがつかないように新聞紙でくるんでおきました。
時間が経つと少しずつ混ざってきました。
さらに美しいグラデーションができてきました。
オレンジよりも紫の色水の方が高濃度かな?
次回まで待ってみようと思います。