いろんな砂をぶちまけよう!

  • ビオトープ作業の続きを行いました。前回、防水シートを敷きましたが、その上に砂を敷いて池の底にすることにしました。池の底が防水シートそのままでは植物が成育しづらかったり、動物も隠れ家などを作りにくかったり、また、池がいかにも人工的に見えてしまう、など困ったことになってしまうので、砂を入れることにしました。以前のビオトープでは、池の底に田んぼの土を入れていましたが、雨が降った後などにごって池の中が見えなくなったり、あまりにも富栄養化が進んで藻が大量に繁殖してしまい処理に困ったので、今回は田んぼの土ではなく、砂を敷くことにしました。15kgの袋を10袋以上用意して防水シートの上にまいていきました。まく前に、防水シートの上にたまった雨水をサイフォンの原理と人力で抜きました。靴と靴下を脱いでスカートの裾をまくって、寒い中、池の水の中に入り、気合で水を抜きました!大磯砂を5袋、大磯砂よりもさらに目の細かい砂を2袋、あと、赤玉土を7袋ほどシートの上にまいていきました。池の斜面にはのせずに、底になる平らな部分にのせていきました。斜面には砂ではなく大きめの石を組んでいく予定です。ビオトープ作業終了後、実験室に戻ってあらためて納豆プロジェクトの大豆を確認してみたところ、残念ながらまともに豆を作ってるものがなく、外においていたプランターの分もできていませんでした。室内の分はおそらく、日当たりが不十分で、外の分は今年の夏の猛暑による水不足が原因だったか、と考えられます。今年の失敗を活かしてまた来年チャレンジしてみたいと思います。



ビオトープに雨水がたまって、幼児用プール状態になっていました。



ホースを使ってサイフォンの原理で水を抜こう!



ホースだけじゃ時間がかかるので、部員が池の中に入ってバケツで抜くことにしました。
冷たくない?大丈夫?



バケツリレーで、ホースだけよりもだいぶ早く水が減りました。



水がかなり少なくなったので、新しい一輪車で砂を運び込んでください!



まず、池の一番深い部分に砂&赤玉土をまいていきました。



袋がめっちゃ重たいので、まく作業がすごくたいへんでした。
一か所だけにかたまらずに、ちょっとずつまいていきました。



余るかもと思っていた砂ですが、全部まいてもまだまだ足りません。



室内で栽培していた大豆です。
残念ながらサヤの中に豆は育っていませんでした。
大豆栽培の難しさを改めて痛感しました。