核ではなく泡です。

  • レオのつめ切り&散歩の後、顕微鏡でいろんな細胞を観察することになりました。タマネギの皮をうすーくはがしたものを染色して観察しました。規則正しく細胞が並んでいるのが見えました。染色液を浸透させるのに時間が短かったのか、核の染まり方が少し甘かったです。タマネギの次に、オオカナダモの葉っぱの葉緑体も観察しました。緑の粒がとてもきれいに見えました。他にもいろいろ見たかったのですが、時間がなかったのでまた今度あらためて観察することにしました。部員1人1人それぞれがプレパラートを作って観察していたのですが、中学の部員は顕微鏡になれていないせいか、細胞や核を見つけ出すのに苦労していました。高3の部員はさすがに、顕微鏡をのぞいてすぐに見つけ出し、得意げに高笑いしていましたが、のぞいてみると、核ではなく空気の泡でした。一瞬で高3の権威が丸つぶれになりましたが、逆に、思いっきり笑ってごまかしました。顕微鏡観察のあと、ブラインシュリンプ(エビ)を孵化させる実験を行いました。丸形水槽に5リットル水を入れ、そこに食塩を100g加え、食塩水を作ります。水槽に乾燥したブラインシュリンプの卵をスプーン小さじ2杯半入れました。それにエアーポンプをセットして、24時間で孵化するそうです。明日が楽しみです!



中学の授業で行う「細胞分裂の観察」用に置いてあったタマネギを少し分けてもらいました。
使う部分はタマネギの表面の薄皮です。



カミソリとピンセットでうまくタマネギの薄皮を取っていきます。
薄ければ薄いほど観察しやすくなります。



核を染色液で染める時間は長い方がよく染まって見やすくなります。
あせりは禁物です!



100倍から400倍に倍率を変えて観察しました。
倍率が上がると、ピントを合わせるのが難しくなります。



ブラインシュリンプの卵は粉末スープの素みたいな感じです。



エアーを通して、っと、あとは待つだけです!