微妙な加減を覚えているかい?

  • 新入生歓迎の意味も込めて、カルメ焼き実験を行いました!過去に何度も行ってきた実験ですが、ひさしぶりに行うということで、大事なポイントがあやふやなまま見切り発車で実験してみたところ、全然ふくらまず失敗してしまいました。でも、逆に失敗したことで、カルメ焼き器を火からおろす微妙な温度やタイミングや卵白と重曹の混ざり合う配分などの重要性をあらためて確認できました。だから、2回目以降はすべて成功しました!カルメ焼きが一段落してからビオトープを見に行きました。すると、ビオトープ池のショウブの葉っぱにヤゴの抜け殻がついていました!去年ビオトープに産み落とされた卵がかえってヤゴになりそれがまた成長して今年トンボになった、ということは、「トンボに私たちのつくったビオトープを認めてもらえた。」ということですよね!すごく興奮します!!!がんばったかいがあったね!



カルメ焼き実験器具です。



材料として、ザラメ糖のほかに重曹と卵白が必要です。



重曹と卵白の混ぜ合わせる配分と温度調節をミスって、1回目は失敗に終わりました。



温度計できちんと温度管理をして実験を再度行いました。
120℃に達するまで熱し続けます。



120℃に達したらすぐに火から下して少し湿らせた布巾の上に置きます。
そのまま10秒待ってから、卵白に混ぜた重曹を小豆大に取り熱した砂糖に混ぜます。
まんべんなく混ぜ合わせていくと、だんだんと固まってくるので固まってきたらスッと混ぜ棒を抜きます。



プクーッと見事にふくらみました!



成功したら、器の底をコンロで温め直し、カルメ焼きの底を溶かして器から外します。



ビオトープのショウブに2匹のヤゴの抜け殻がくっついていました。



抜け殻をショウブから取ってきて実験室で観察しました!