やったー!アゲイン賞だー!!

  • とうとうプレゼン本番の日を迎えてしまいました。早朝から登校し、コンピューター室でプレゼン用スライドショーとその原稿の準備と確認を行いました。結局、プレゼンは部長と前部長を中心に行うことにしました。2人とも前日はスライドショーの準備でほぼ徹夜でした。他の部員も補足説明と質疑応答の準備に気合が入っていました。12時30分、土曜講習終了後、生物化学室に部員が集合し、原稿にみんなで目を通し最終確認を行いました。刻々とプレゼンの時間が近づいてくるにつれて、だんだんとテンションが上がってきました!!そして、5分ほど前にプレゼン会場の多目的室に移動すると、すぐに始まりました。予定よりも早く10分ほどでこちらからの説明が終わり、その後の質疑応答も15分ほどで終了しました。短時間でしたが、伝えたいことはほぼ言えたかなと思えました。緊張感もありましたが、楽しくプレゼンできました。その後、結果発表までの待ち時間は、生物化学室で水槽の掃除をして待つことにしました。選考委員会の方々から待っている間のおやつとして、チョコパイをいただきました。ごちそうさまでした。結果発表も予定よりもかなり早く行われ、14時30分ごろに再び多目的室に集合しました。そして、選考委員会の方から「2013年度のアゲイン賞は『自然科学部のビオトープ建設』に決定しました。」と発表があり、みんなで喜びました。発表後、選考委員会の方たちから今後の流れなど詳しい説明を受けました。その後解散しました。みんな、がんばった甲斐あってよかったね。でも、これからが何倍もたいへんですけどね!また、がんばろうね!!今日はほんとにおつかれさまでした。同窓会のアゲイン賞選考委員会のOG方々も本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。教頭先生もプレゼンテーションの準備から片づけまでずっとお付き合いいただきましてありがとうございました。いいビオトープ作って見せますね!!!



プレゼンの内容です。

    1. 「こんにちは、自然科学部です。私たちは、2013年度のAgain賞でビオトープの建設をしたいと考えています。」
    2. ビオトープには主に3つの目的があります。1つ目は、人や外来生物によって破壊されてしまった昔の自然環境を復元すること。2つ目は、これから壊されてしまうかもしれない今の自然環境を保護すること。3つ目は、エサを与えなくても、自力で生きられるような『本物の自然環境』を作ることです。そして私たちは、箕面の昔ながらの動植物をビオトープで再現したいと考えています。」
    3. 「それでは、現在、学校のビオトープがなぜ放置されているか説明します。5年前に『環境』という授業の一環としてビオトープの建設がはじまり、その後、自然科学部と有志が引き継いで1度完成させました。半年程安定していましたが、ある時期から急激に水が干上がるようになりました。その原因は、ビオトープの底に敷いていた防水シートからの水漏れだということは分かったのですが、あらためて材料を買い揃えるには費用が足りないので放置していました。そして今回、Again賞で補助を受けることが出来れば、防水シートを敷きなおして、前回よりもレベルアップしたビオトープを完成させ、維持したいです。」
    4. 「次に、作業予定についてです。まだあくまでも予定ですが、2学期の始業式までに掘る作業を終わらせて、2学期の前半で防水シートと土を設置、2学期の後半で植物や水生動物の設置、3学期は完成し、維持する。というのが理想です。」



これが完成予想図です。
南側(手前)に菖蒲を植えて日陰の部分をつくります。池の中には睡蓮を植えます。また、タニシ、ヌマエビ、メダカなどの水生動物を入れる予定です。池の中でメダカやカエルなど繁殖させて増やします。雨が降って池の水が一気にあふれ出ることのないよう、手前左側にオーバーフローを設置します。また、完成した池の深さは約50cmほどになる予定です。現在、土がかぶさっているところだけを掘ります。以前、これ以上無理というところまで掘ったので、これ以上は深く掘れないと思われます。(少し掘ると、固い岩石や建築廃材が現れて行く手を阻まれたことがあったので。)また、放っておくと、枯れ草などの堆積物で池が埋まってしまうので、メンテナンスとして、ゴミや枯れ草などを定期的に取り除きます。水が干上がらないように、池の水量が少ないときには水を補充します。枝が伸びすぎると危険かつ邪魔になるので適宜切ります。池の中に入らないように、また、ビオトープの説明やビオトープに生息している動植物を紹介するための看板を設置します。ホタルが生息できるようにホタルのエサになるカワニナを増やします。