- 万博記念公園の自然文化園で行われた「理科実験野外教室」に夢工房のみなさんと一緒に参加しました。『カチカチ山のタヌキに火をつけよう!』ということで、火打ち石を使って火花を飛ばし、その火を置物のタヌキの背中につけた花火に点火する実験&ゲームです。子どもたちはみんな熱心に火打ち石をこすって火花を飛ばしていましたが、うまくいったりいかなかったりで、中にはうまくいかなくて悔し涙を流したり、うまくいって飛び上がって喜んだりと、反応は様々でしたが、どの参加者も一生懸命に取り組んで楽しんでもらえました。朝から夕方まで野外でほぼ立ちっぱなしで作業していたので疲れ果ててしまいましたが、みんな何とも言えない充実感に包まれていました!実験の途中で、卒業生の方にも声をかけていただいて激励してもらいました。ありがとうございました。校長先生もわざわざ見に来ていただきました。ありがとうございました。実験終了後、夢工房の方々と一緒に反省会をしました。みんな「たいへんだったけど、楽しんでもらえてよかった。」と喜んでいました。夢工房の方たちとはこれまでにも何度か一緒に実験をさせていただきましたが、いつもとても優しく接していただいて感謝しております。また機会がありましたら、これに懲りず、コラボレーションよろしくお願い致します。
「万博公園 理科実験野外教室」
時間: 8:30〜17:30
場所: 万博公園 自然文化園 自然観察学習館前
集合: 8:30 大阪モノレール 万博記念公園駅 改札前集合
〈当日のスケジュール〉
8:30 集合・移動・準備
10:00 実験開始
16:00 実験終了・片付け・清掃
17:00 現地出発
17:30 万博記念公園駅 改札前解散
実験の手順
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- 道具の確認
- ゴーグル、軍手装着
- ぞうきんを炭にしたものの上で、左手に火打ち金、右手に火打ち石を持ち、火打ち石を振ってすり合わせる。
- 何度かすり合わせると、火花が炭の上に落ちる。
- そっとしておくと、火は広がり大きくなる。
- 広がった火の上に付け木の先をそっとのせる。
- 付け木の先につけてあるイオウに火がつき、炎が燃え上がる。
- 付け木についた火をロウソクにうつす。
- 付け木の燃えカスは空き缶の中に捨てる。
- 火消し棒で燃え広がった炭の火を押しつぶして完全に消す。
- ロウソクについた火は新聞紙のトーチにつける。
- トーチについた火を運んで、タヌキの背中の花火に点火する。
- これをはじめに何度か練習し、その後、火おこし競争を行う。
- よーいドンで5人の参加者がスタートし、火を起こせた人から花火までその火を運び、点火する。
- 3位まで競い、3人目が花火に火がついた時点で終了。
- 1位になった人には、別の場所でマイギリ火起こしをさせてあげる。
太陽の塔の前を通り過ぎて、いざ実験会場へ!
もうすぐ始まります!
スタート直前に最終確認しておきましょう!
10時のスタートと同時に早速お客さんがやって来てくれました。
火打ち石の破片が目に飛んだり、やけどなどしないように、スタッフがマンツーマンで安全に十分に気を付けて指導しました。
火打ち石でついた火を新聞紙のトーチにつけ、そのトーチの火を消えないようにタヌキのところまで持って来ます。
見事点火に成功し、タヌキの背中で花火が燃え上がっています!!
タヌキの置物の背中に花火をセットしてカチカチ山のタヌキとしました。
火打ち石を必死にこすり合わせる音がカチカチカチカチと万博公園に響き渡りました!
夢工房のみなさんとの反省会では、みんなで実験の大成功を喜び合いました!!
おつかれさまでした。
楽しかったね。