昔のアイドル並みのハードスケジュール

午前中に「サイエンスフェスタ交流会」、午後からは「池田市五月山児童文化センター 科学まつり」に参加しました。朝からあべのハルカスの近くにある大谷高校で交流会に参加して実験の発表をした後、急いで池田に移動し、科学まつりで実験教室を行いました。昔のアイドル並みに忙しかったですが、どちらの発表も、来てくださったお客さんには喜んでいただけたと思います。さすがに、朝から夕方までで長距離移動もあったので、帰るころには疲れ切ってしまい、みんな死んだ魚のような目をしていました。でも、気持ちは充実感でいっぱいでした!いい経験ができたと思います!

 

「サイエンスフェスタ 交流会」

この交流会は、夏休み中に大谷高校で行われたサイエンスフェスタでわたしたちは奨励賞をいただいたのですが、奨励賞をいただいた団体を中心に、あらためて集まり、お互いの実験や研究の発表会をしましょう、という趣旨のものです。サイエンスフェスタ当日は出展している者は忙しくて他の出展ブースをゆっくり見ることができないのですが、今回の交流会では、それぞれの実験についてしっかり時間を取ってくわしく説明・実験していただけたので、めっちゃ楽しめました。私たちも「それがDNAです!」(オレンジジュースからDNAを抽出する実験)の発表を行いました。トップバッターで少し緊張しましたが、思ったよりもうまくできました。質疑応答にちゃんと答えられるか不安でしたが、なんとか乗り越えました。発表後は一気に肩の荷が下りて、他校の発表・実験を思いっきり楽しみました!蚊取り線香を作る実験を近くで見学したのですが、なぜか線香の煙がずーっとうちの部員の顔に向かって漂っていました。部員は、「僕は害虫ではないんだけど・・・」と困惑していました。最後までは見られませんでしたが、十分に楽しみました!交流会に参加されたみなさん、どうもありがとうございました!

 

五月山児童文化センター 科学まつり」

交流会に引き続き、池田市にある五月山児童文化センターに移動して、「科学まつり」に参加しました。13時ごろに現地に到着後、すぐに昼食をとり、打ち合わせを行いました。交流会では聞いていただく方が大学や高校の先生と科学部の高校生でしたが、科学まつりは、説明する相手が小学生なので、「オレンジジュースからDNAを抽出する実験」というのは一緒ですが、説明方法やプレゼン方法を全く別のやり方にしました。1教室10人で1回20分の実験教室を2回行いました。実験に関係するなぞときクイズも間にはさみながら、楽しく実験できました。実験教室終了後、渋谷中学校理科部のみなさんと懇親会ということで、お互いの実験教室を体験しました。コロナで開催できずに、3年ぶりに開催された科学まつりでしたが、保護者の方から「3年前のアサンプションさんの実験教室にも参加しました。」とお声掛けいただき、とてもうれしかったです!参加者アンケートにも「また来年も参加したい。」という声がたくさんあって部員たちはみんな喜んでいました。また来年も呼んでくださいね。科学まつりに参加していただいたみなさん、どうもありがとうございました!また、五月山児童文化センターのスタッフのみなさん、お世話になりました。ありがとうございました!

 

時程:

7:30 集合(阪急梅田ビッグマン前)

8:30 大谷高校到着・準備

9:00 サイエンスフェスタ交流会開始

11:00 大谷高校出発

13:00 池田市五月山児童文化センター到着・昼食・準備

13:30 科学まつり開始

14:30 科学まつり終了

14:40 渋谷中学校科学部と懇親会

15:20 懇親会終了・片付け

15:30 五月山児童文化センター出発

16:00 解散(阪急池田駅

 

 

大谷高校のある阿倍野に着きました!

路面電車が走っています。

 

駅から学校までは早歩きで行きました。

 

交流会会場へはこちらから入ります。

 

会場に到着後、早速、実験準備&プレゼン機材のセッティングを行いました。

 

真剣な面持ちでプレゼン内容の確認をしているところです。

 

交流会がスタートしました!

「みなさん、おはようございます!」

「アサンプション国際中学校高等学校自然科学部です!」

 

さすがにトップバッターは緊張しました。

 

最初に、実験のテーマが決まるまでのいきさつについての説明をしました。

 

実験方法・手順についての説明を行っています。

 

オレンジジュースにエタノールを入れるとなぜDNAが抽出されるのか、その原理を説明しました。

 

プレゼンについて工夫した点も説明しました。

 

テーマが決まってからサイエンスフェスタまでの実験スケジュールについても発表しました。

 

オレンジジュースに塩を混ぜた方がDNAが抽出されやすいことがわかったので、塩(えん)の種類をいろいろ試してみたことも発表しました。

 

塩のちがいはあまり関係ありませんでした。

ただし、塩化カルシウムを入れたときだけ発熱してあったかくなりました。

 

時間が経つと多くのDNAがエタノールの上に浮き上がってきます。

 

プレゼンするだけではなく、実験の体験もしていただきました。

 

科学部の方たちばかりなので、みなさん器具の扱いには慣れてはります。

 

和やかな雰囲気の中、みなさんに実験を楽しんでいただきました!

 

私たちの発表後、他校の科学部の実験に間近で見学させていただきました。

 

休憩時間には、集まった他校の科学部方たちといろいろなお話して、楽しく交流できました!

 

雨の中、次の仕事先へ出発!

 

あべのハルカスを見ながら地下鉄の駅にもぐります。

 

地下鉄の東梅田駅から地下街を通って阪急の梅田駅まで歩きました。

 

池田駅からバスに乗り換えて、五月山児童文化センターに向かいます。

 

なぜか五月山の科学まつりは雨の日が多いのです。

 

五月山児童文化センターに続く坂道を登っている最中に、雨でぬれた紙袋が破れて中のものが落ちて散らばり、プチ修羅場を迎えていました。

 

修羅場を乗り越えようやく到着しました!

 

控室の和室で食事をとらせていただくことになりました。

 

ランチタイム終了後、そのまま和室で事前の打ち合わせを行いました。

 

13時30分から小学生対象の科学教室がスタートしました!

 

実験の合い間になぞときクイズにチャレンジしてもらいました。

 

難しい問題にはヒントを与えながら、考えてもらうようにしました。

 

小学生の科学教室終了後、渋谷中学校理科部のみなさんといお互いの実験を見せ合う実験交流会を行いました。

 

わたしたちも渋谷中学理科部のみなさんに実験を見せてもらいました。

 

紫キャベツ液を使った酸性アルカリ性による色の変化の実験を見せてもらいました。

コップの液が階段を下に降りていくごとに色が変わっていく、という実験です。

 

科学まつり終了後、後片付けをしているところです。

 

実験教室の部屋の窓から外を覗いてみるとめっちゃきれいな紅葉が見えました!

 

ぬれ落ち葉で滑らないように気をつけて階段を降りましょう!

 

では、バスに乗って帰りましょう。

みなさん、今日一日おつかれさまでした!