なんと、ノーベル賞の南部先生に・・・!

  • 豊中市教育センターで行われた「サイエンスフェスティバル」に出展してきました!今年になって初めての実験教室でした。特に今回は、来場者の投票によって、実験がおもしろかった優秀な団体には賞(『南部陽一郎賞』)が贈られるということで、より一層気合いが入りました。当日は、12時前に蛍池駅改札前に集合してすぐに会場へ移動しました。軽く食事をとってから準備にかかり、予備実験を行い、準備万端でお客さんのくるのを待っていましたが、天気が悪かったこともあり、お客さんは1、2名ずつポツポツと来られるという感じでした。ドッと押し寄せてこられるのを想像していたので、ちょっと意外でしたが、来られたお客さんには楽しんでもらえたかなぁ、と思います。終わりの時間が近づいてきてお客さんも少なくなってきた頃に、ビッグサプライズがありました!なんと、ノーベル賞を受賞された南部陽一郎先生が私たちの実験を見に来てくださったのです!めちゃくちゃ緊張しましたが、無我夢中でサイフォンの原理と教訓茶碗の説明しました。ていねいに私たちの実験に聞き入ってくださる南部先生のやさしい姿にとても感動しました!ありがとうございました。南部先生が立ち去られてからも、教室はしばらく余韻に浸っていました。とてもいい経験ができました!フェスティバル終了後、『南部陽一郎賞』の表彰式と先生による講評がありました。残念ながら賞は逃しましたが、南部先生のお話など聞けてすごくうれしかったです。来年もまた見に来ていただきたいです。


「サイエンスフェスティバル」
時    間:  12:30〜16:30
場    所:  豊中市教育センター(阪急蛍池駅西側 ルシオーレビル6階)
スケジュール:  11:45 阪急蛍池駅改札前集合・会場へ移動・準備
          12:30 開始
          16:30 終了・かたづけ・清掃
          16:40 『南部陽一郎賞』表彰式
          17:20 会場出発・阪急蛍池駅で解散
出展タイトル: 「不思議コップをつくろう」



実験の説明&演示実験用の机(奥)と工作の机(手前)と分けました。



小学生だけでなく大人の人にも説明しますが、基本的に説明する内容は一緒です。
でも、大人の人の方が難しい質問をされることが多いので、少し緊張します。



サイフォンの原理の説明を紙芝居のように図を用いて説明しました。



説明を聞いてから、自分の手で実際に『不思議コップ』を作ってもらいます。
材料は、プラスチックのコップと曲がるストローとセロハンテープだけです。



自分で制作したコップ(教訓茶碗)は、できたらすぐにその場で実験してもらいました。
コップの中に水を入れていき、水の量がコップの中のストローの高さを超えると、一気にコップの中の水がストローを通じてすべてこぼれ落ちてしまいます。
わかりやすいように色水を使っています。



南部陽一郎先生に実験の説明を聞いていただきました!



サイエンスフェスティバル終了後、『南部陽一郎賞』表彰式の会場に集まって、南部先生のお話を聞きました。