池田市の五月山児童文化センターで夏休みこども科学講座として「食品大実験~身近な食品を使った実験アラカルト~」というタイトルで実験を行いました。実験は「ジャガイモから片栗粉をつくる」、「バナナにつまようじで絵を描く」、「ダイラタンシー実験」、「コーヒーフィルターの花を咲かせよう」の4種類を行いました。今回は特に、夏休みの自由研究に使えそうな、また、おうちでもできそうな実験にしました。部員が前に出て講義形式で実験の説明を行いました。参加してくれた小学生のみんなも保護者の方々もみなさん楽しんでいただけたようでよかったです。ありがとうございました!11月の科学まつりにも参加しようと思っていますので、また、来てください!
「ジャガイモから片栗粉をつくる」
1.軽く水洗いしたジャガイモを1個皮ごとおろし器ですりおろします。
2.ボウルにふきんをかぶせ、ふきんの真ん中にすりおろしたジャガイモを入れます。
3.ジャガイモをふきんで包んで輪ゴムでくくります。
4.ボウルの7分目まで水を入れます。
5.ジャガイモのデンプンの成分が水に溶け出るように、ボウルの中でふきんごとジャガイモを5分ほどよくもみほぐします。
6.5分もみほぐした後、ふきんごとジャガイモをギュッとしぼってボウルから出します。
7.10分間そのまま静かに置いておきます。
8.10分後、静かに水を流して捨てます。
9.底に残った粉に水を加えてよくかき混ぜます。
10.7、8、9、7、8を繰り返し行い、底にたまったものを見てみると、白い片栗粉ができています!
「バナナにつまようじで絵を描く」
1.バナナの皮につまようじの先を刺して皮にキズをつけます。
2.皮につけたキズの部分が黒く変色していくので、点々でつけたキズを線にして絵や字をかいていきます。
3.太い線はつまようじの反対側を刺してかいていきます。
「ダイラタンシー実験」
1.ボウルの中に片栗粉を入れて、水を適量加え混ぜます。
2.片栗粉をグッとにぎってつまんでみると、一瞬固まったあと、すぐにドローッと溶けます。
「コーヒーフィルターの花を咲かせよう」
1.コーヒーフィルターの丸い部分にムラサキキャベツの汁をつけて乾かします。
2.コーヒーフィルターを丸く開いて、底の方をねじってアサガオの花のようにします。
4.コーヒーフィルターのアサガオの紫の部分にお酢と重曹水溶液をそれぞれ綿棒でつけます。
5.お酢をつけるとピンク、重曹をつけると緑に色が変わります。
6.花に綿棒でいろいろな模様をかいていきます。
7.花をいくつか作って、まとめて花束にします。
電車が遅れて駅を出発するのが遅くなってしまい、ちょっとあせりました。
駅からバスに乗って現地に向かいました。
五月山児童文化センターへはこの坂を上って行きます。
やっと到着!
着いたらすぐに準備をしました。
ダイラタンシー実験では100%机が汚れてしまうのであらかじめテーブルクロスを敷きました。
急いで打ち合わせをしました。
今日は部員が前に出て実験の説明を行います。
お客さんが教室に入って来られました!
五月山児童文化センターのセンター長の方から紹介していただいて、ついに始まりました!
最初はジャガイモをすりおろして、しぼり汁から片栗粉を作る実験です。
色が赤いのはジャガイモにふくまれるメラニン色素の色です。
次の実験の説明を行っているところです。
ダイラタンシーの感触を楽しみました。
ダイラタンシー実験の前に、バナナにつまようじで絵を描く実験も行いました。
決められた時間内に、1つ1つの実験をそれぞれゆっくりじっくり楽しんでいただけました。
最後はコーヒーフィルターの花づくりを行いました。
撤収!
センターの方がジュースとお菓子を用意してくださったので、みんなでいただきました。バスの時間があるので、短時間で反省会を行いました。
坂を下りて帰りました。