アメフラシだらけのタイドプール

  • 和歌山市加太にある田倉崎で行われた海岸生物観察会に参加してきました。クラブとしてはひさしぶり(13年ぶり)2度目の参加となりました。天気に恵まれすぎて、日陰のない海辺では暑くて大変でしたが、暑さも忘れるくらいに生物観察&採集に夢中になってしまいました。阪急梅田から加太駅までおよそ2時間半かかり、さらに加太駅から30分ほど歩いてようやく田倉崎に到着しました。干潮が15時33分だったので、時間が経つにつれてどんどん潮が引いてきて観察できる範囲が広がっていき、潮だまりがたくさんできて、カニやヤドカリ、小さい魚やアメフラシなど、多くの種類の生物が確認できました。海岸生物の研究会の方たちがたくさんいらっしゃっていたので、名前のわからない生物はお聞きして詳しく教えていただきました。アメフラシを捕まえてきて、潮だまりにたくさん集め、アメフラシパーティーを行いました。最後に、今回確認できた生物の報告会が研究会の方たちによって行われました。観察会終了後、急いで駅まで走って、予定よりも早い電車に乗り込むことができました。炎天下のもと、長時間の作業となりましたが、とても楽しく観察することができました!また来てみたいです!
  • スケジュール

 9:30 集合(阪急梅田駅ビッグマン前)
 9:37 地下鉄梅田駅出発
10:52 地下鉄なんば駅到着
10:02 南海難波駅到着
10:15 南海難波駅出発(特急サザン)
11:49 南海加太駅前到着・研究会の先生方と合流・徒歩で現地に向かう
12:30 田倉崎到着・昼食・観察会スタート
15:00 確認生物報告会
15:40 報告会終了
15:50 現地出発
16:25 南海加太駅出発
17:59 南海難波駅到着
18:30 解散(阪急梅田ビッグマン前)



本日の星占いをビッグマンで確認してから出発!
かに座が1位でした。



なんばに着きました!
南海電車に乗り換えよう!



特急サザンだー!



和歌山市駅に着きました。
乗り換えです。



加太線のホームに移動します。



加太線のホームには「めでたいでんしゃ」というのぼりが立っていました。めでたいでんしゃ?



めでたいでんしゃに乗り換えました。



やっと加太駅に到着しました。



加太駅にも鯛のイラストが描かれた「めでたいでんしゃ」の旗が飾られてました。
到着するまでに加太線ですれ違った電車の車両にもピンクや水色で鯛のイラストが描かれていました。



加太駅で下車されるお客さんはほとんどみなさんリュックを背負って、気合十分でした。



駅を出たところには生物研究会の方たちがすでに集合されていて、わたしたちが合流するとすぐに出発となりました。



みんなでぞろぞろと出発しました。



どれぐらいかかるんかなぁ?



海はまだまだ見えないねぇ。



川をのぞきこむと、小魚が群れを成して泳いでいました。海は近いぞ!



淡嶋神社でいったん休憩です。
屋台のお兄さんにカステラもらいました!



淡嶋神社人形供養で有名な神社だそうです。



神社の裏は海でした!



わーい、海だー!磯の香りがするー!



海岸線沿いをひたすら歩き続けました。



何かいてるかなぁ?



だんだんと潮が引いていきます。



まだ着かない〜。
暑いよ〜。



はるか彼方に目的地が見えてる?



ここかな?



着きましたー!



フナムシが出迎えてくれました。



逃げ遅れたクラゲ



縮こまったウメボシイソギンチャク



岩の間に挟まっているカメノテ



捕獲した生物はクリアカップの中に入れることにしました。



カニさんです。



まずお弁当を食べましょう!



近くにあったタイドプール(潮だまり)に捕獲した生物を集めてみんなで観察できるようにしました。



すっかり潮が引いてきましたねぇ。



タマキビガイかな?



ヒザラガイやね。



アゴハゼという魚だそうです。



コップの中に入れて詳しく観察してみました。



色付きのそうめんのように見えるのはアメフラシの卵です。



いろんな種類の海藻もたくさん見られました。



カメノテの姿がはっきりと観察できました。



タイドプールで泳ぐクラゲ



バフンウニ(?)の殻です。針はすべて折れてしまったようです。



生物研究会の方たちにいろいろと教えていただきながら観察は進みました。



ダイダイイソカイメンです。



地層がはっきり見えます!地学も学べました!



きらめく星のようなウノアシガイがたくさんありました。



それぞれが捕獲した生物たちを持ち寄って見せ合いました。



捕獲した生物をタイドプールに入れていきましょう!



ムラサキウニ発見!



潮が引いてかなり沖の方まで繰り出すことができました。



アメフラシを刺激するとムラサキの汁が出てきました。



タイドプールの仲間が増えました。
アメフラシの個体群密度が異様に高くなりました。



みんなで仲よくタイドプールを囲んで観察中。



ヒトデも観察できました。



そろそろ帰りましょか。



電車の時間に間に合うように急いで帰るよー!



ギリギリ間に合いました!
おつかれさまでした。