稲まみれの1日

  • 演劇部からお芝居に使用後使わなくなったワラを大量にもらいました。そのワラを使って何か実験をと考え、ワラの繊維から紙を作ることにしました。ワラを1〜2cmぐらいになるようにハサミで切って、アルカリの水溶液の中に入れて煮込みます。煮込んでいくと、だんだんと柔らかくなっていくので、クタクタに柔らかくなったらザルにあけて流水でアルカリを洗い流します。それをミキサーにかけて細かくしてから、水槽の中で、網を張った木枠の中に流し込んでいきます。流し込んだものを網の上で平らにならして水を切ります。プラスチックの板を上からかぶせ、ひっくり返して木枠からワラの紙をはずします。プラスチックの板ごと窓に貼り付けて、乾いて窓からはがれたら完成です。今回は、煮込む作業までしか進みませんでした。次回、引き続き作業を行い、紙を完成させようと思います!紙すき実験の前に、レオの散歩と、バケツ稲の移動を行いました。バケツ稲はほぼすべての稲が黄色くなって穂が垂れていました。収穫に向けて、雨を避けて乾燥させるために、屋根のある場所に移動させました。メッチャ重かったです。バケツ稲に、紙すきの稲ワラに、と、稲にまみれた1日でした。



アルカリ性重曹を熱して、アルカリ性が強い炭酸ナトリウムに変化させます。



想像を遙かに超える量のワラをもらいました。



男前なアングル



すべてのバケツ稲が黄金色に変色し、穂を垂らしていました。



水を抜いてから、畑から駐車場のスロープの下へと移動させました。



気合いだー!



気合いだっ!気合いだっ!気合いだっ!気合いだっ!気合いだっ!気合いだーー!



運んだバケツ稲をジャマにならないようにまとめて置き直しました。



知らない人が見たらビックリするやろなぁ。



実験室に戻って、みんなでワラを細かく切る作業を行いました。



炭酸ナトリウムのお湯割りです。



ワラを炭酸ナトリウム水溶液に入れて煮込みます。



なかなか柔らかくなってくれませんでした。