- 水槽掃除のあと、人工イクラ作りの実験の応用で、「手でつまめるジュースを作って食べよう!」という実験を行いました。グレープジュースと炭酸飲料を買ってきて試してみました。アルギン酸ナトリウムをジュースに溶かしておたまですくい、乳酸カルシウムを溶かした水の中に入れると、ジュースの表面がゼリー状にかたまり、ジュースの入った袋ができます。それをつまんで食べてみたのですが、今まで経験したことのない食感に、みんな悲鳴を上げながら何とも言えない表情を浮かべていました。もちろん、ジュースの味はするんですが、なんじゃこりゃー?!!という表現がピッタリの味でした。炭酸飲料で試した方は少し炭酸が残っていてシュワシュワしました。
- 実験手順
- アルギン酸ナトリウムをボウルの中に2g量り取り、ジュース400mlを混ぜて、わりばしでこすりつけるように溶かしていきます。なかなか溶けませんが、根気強く溶かしていきます。
- 別のボウルに乳酸カルシウムを2.5g量り取り、水を400ml加えて溶かします。溶けたら、ボウルの中にザルを入れておきます。
- あらためて、手を石けんできれいに洗ってから、おたまでアルギン酸ナトリウムの溶けたジュースをすくって、乳酸カルシウム水溶液へ入れます。
- すると、ジュースの表面にゼリー状の膜ができます。
- しばらく待ってから、ボウルの中のザルを引き上げて、表面がかたまったジュースを指でつまみ上げます。
- つまんだジュースのかたまりを食べてみます。WOW!!新食感!!!
205ml入る紙コップに2回分、ウォータークーラーの水を入れて実験に使用しました。
好きなジュース買ってきー、ということで、この2種類のジュースで実験することになりました。
アルギン酸ナトリウムをジュースに溶かしていきます!
アルギン酸ナトリウムは白いダマになってなかなか溶けてくれません。
わりばしをボウルにこすりつけてアルギン酸ナトリウムを溶かしています。
乳酸カルシウム水溶液はすでに準備が整っています。あとはアルギン酸ナトリウム待ちです。
よっしゃ、だいたい溶けたかな。
作る前にきれいに手を洗おう!
最初にグレープジュースから始めました。
ちょっと柔らかかったです。
最後に、余ったグレープジュースを一気に入れました。
でっかいグレープジュースのかたまりができました!
でっかすぎて指でつまめませんでした。